ティーファクトリー「レディ・オルガの人生」開幕、川村毅「様々な色のエネルギー」

川村毅率いるティーファクトリーの新作「レディ・オルガの人生」が、昨日9月29日に東京・吉祥寺シアターで開幕した。

自身の原点となるテーマを再考するため、昨年2017年に「ニッポン・ウォーズ」（1984年初演）を下敷きとした「エフェメラル・エレメンツ」を発表した川村。今回は1987年に上演した「フリークス」をもとに新作を立ち上げる。主人公は現代に生きる普通のOL。彼女は“あるショー”を観て、その世界に飛び込むことになり……。

川村は開幕に際し「チャッコイ（チャーミングで濃い）俳優たちがすてきなエネルギーを発散する、前代未聞のエンタテインメントが仕上がっております。劇場に様々な色のエネルギーが満ちております。是非ご覧あれ！」とコメントしている。

キャストには渡辺真起子、笠木誠、岡田あがさ、劇団番町ボーイズ☆の砂原健佑、中村龍介のほか、さいたまネクスト・シアターの白川大、浜田えり子、柿喰う客の原田理央、間瀬英正、劇団宝船の高木珠里、劇団東京乾電池の伊東潤、青蛾館 / カクシンハンののぐち和美、蘭妖子が名を連ね、内田靖子が声の出演で参加している。上演時間は約2時間。公演は10月8日まで。なお当日券は開演の1時間前より劇場ロビー受付にて販売される。