演劇と音楽の狭間を“往き来する”楽曲たち、「ヌトミックのコンサート」開幕

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ヌトミックのコンサート」が、本日9月8日に東京・SCOOLで開催される。

フェスティバル「これは演劇ではない」関連イベント「ヌトミックのコンサート」より。

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フェスティバル「これは演劇ではない」関連イベント「ヌトミックのコンサート」より。

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フェスティバル「これは演劇ではない」の関連イベントとして行われる本公演は、“戯曲を演奏する”をテーマとした演奏会。AAF戯曲賞受賞作「それからの街」や「何事もチューン」「SUPERHUMAN」など、ヌトミック額田大志による既成戯曲が演奏されるほか、ヌトミックが影響を受けたというジョン・ケージ「4分33秒」といった作品もプログラムに組み込まれる。

フェスティバル「これは演劇ではない」関連イベント「ヌトミックのコンサート」より。

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額田は開幕に際し、「演劇と音楽の狭間を往き来する楽曲たちが、何を表象し、どう受け止められるのか、本番は迫るも、まだ自分は言葉にし辛い。ただ、これは面白いと思う、という漠然とした確信だけがある」と語った。出演者には額田のほか、フルート奏者の池田若菜、深澤しほ、そして“ボイスプレイヤー”の細井美裕が名を連ねた。上演時間は途中休憩10分を含む約1時間20分を予定している。1日限定の本公演は15:00開演回、19:00開演回の2回行われ、19:00開演回は完売。当日券は各回販売される。

なおフェスティバル「これは演劇ではない」は、来年2019年1月に東京・こまばアゴラ劇場で開催予定で、ヌトミックは「ネバーマインド」を発表する。

額田大志コメント

フェスティバル「これは演劇ではない」関連イベント「ヌトミックのコンサート」ロゴ

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「ヌトミックのコンサート」は、果たしてこれは何なのか、言葉を尽くしても説明できないような、わからないものが見たい一心で始めたプログラム。

戯曲を演奏すること、俳優と音楽家が共に演奏すること、そして数十年前の現代音楽を演奏すること。演劇と音楽の狭間を往き来する楽曲たちが、何を表象し、どう受け止められるのか、本番は迫るも、まだ自分は言葉にし辛い。

ただ、これは面白いと思う、という漠然とした確信だけがある。

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フェスティバル「これは演劇ではない」関連イベント「ヌトミックのコンサート」

2018年9月8日(土)15:00~ / 19:00~
東京都 SCOOL

出演:池田若菜、額田大志深澤しほ、細井美裕

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スズキ @meijiblackchoco

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