「ヴェニスの商人」を“同時進響劇”に、現代古典主義「アントーニオと~」開幕

1

52

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 13 32
  • 7 シェア

劇団現代古典主義「アントーニオとシャイロック」が、昨日9月7日に兵庫の神戸三宮シアター・エートーで開幕した。

劇団現代古典主義 The 4th floor series vol.1「アントーニオとシャイロック」ゲネプロより。

劇団現代古典主義 The 4th floor series vol.1「アントーニオとシャイロック」ゲネプロより。

大きなサイズで見る(全5件)

劇団現代古典主義 The 4th floor series vol.1「アントーニオとシャイロック」ゲネプロより。

劇団現代古典主義 The 4th floor series vol.1「アントーニオとシャイロック」ゲネプロより。[拡大]

現代古典主義は、“スタンダードでありながら進化し続けることへの挑戦”をモットーに、ヨーロッパ古典ふうの作品を上演している劇団。今回は、同劇団が昨年17年に東京の劇団アトリエで上演した「アントーニオとシャイロック」を改訂して再演。シェイクスピアの「ヴェニスの商人」を原作に、ステージを複数に分割して物語を同時に進行させる“同時進響劇”として立ち上げる。

舞台は1596年のイタリア。ヴェニスの商人アントーニオは苦渋の決断の末、ユダヤ人の高利貸しシャイロックに莫大な借金をする。シャイロックはアントーニオに「返済不可能の場合は身体から肉1ポンドを切り取り、それを担保とする」という条件を突きつけた。金の貸し借りをきっかけに、2人の人生は狂い始め……。

なお兵庫公演では一部上演回の終演後にアフタートークを実施。ゲストには本日9月8日14:30開演回に元宝塚歌劇団の箙かおる、9日14:30開演回の終演後には本劇団の公演に楽曲を提供しているKantaが登壇する。兵庫公演は9月9日まで行われ、9月13日から15日まで東京・コフレリオ 新宿シアターで上演される。

この記事の画像(全5件)

劇団現代古典主義 The 4th floor series vol.1「アントーニオとシャイロック」

2018年9月7日(金)~9日(日)
兵庫県 神戸三宮シアター・エートー

2018年9月13日(木)~15日(土)
東京都 コフレリオ 新宿シアター

原作:ウィリアム・シェイクスピア「ヴェニスの商人」
脚色・演出:夏目桐利
出演:大西輝卓、樽谷佳典、柏木公宰、藤井絵里、土肥亜由美、倉持杏純、田畑恵未、小藤喜穂、成田英恵、田口ユリ子、諏訪貴大、三上奏子 / 島田勇矢、那須康史、北森望(兵庫公演のみ)

全文を表示

読者の反応

  • 1

ステージナタリー @stage_natalie

「ヴェニスの商人」を“同時進響劇”に、現代古典主義「アントーニオと~」開幕 https://t.co/xInyvKlXhh https://t.co/cpiwldrIDx

コメントを読む(1件)

関連記事

劇団現代古典主義のほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 劇団現代古典主義 / 夏目桐利 / ウィリアム・シェイクスピア の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします