劇団「地蔵中毒」新作、大谷皿屋敷「そんなシーンなかったかもと思える劇に」

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劇団「地蔵中毒」の「つちふまず返却観音」が9月1・2日に東京・高田馬場ラビネストで上演される。

劇団「地蔵中毒」過去公演より。

劇団「地蔵中毒」過去公演より。

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>劇団「地蔵中毒」無教訓意味なし演劇 vol.8「つちふまず返却観音」チラシ。

>劇団「地蔵中毒」無教訓意味なし演劇 vol.8「つちふまず返却観音」チラシ。[拡大]

本作は劇団「地蔵中毒」による“無教訓意味なし演劇”の第8弾。作・演出を手がける大谷皿屋敷は本作について「観客が数年後思い返しても、『もしかするとそんなシーン無かったかもしれない』と思える劇にしようと思う」とコメントしている。

なお「地蔵中毒」とオルガナイザーGXの共同ライブ「パイ寄席」が、9月23日に東京・杉並区 方南会館で開催され、15分ずつのネタ披露とトークが実施される。イベントには2組のほか、横須賀歌麻呂、テニスコート、ナポリチャンズ、ランジャタイらが参加。さらに11月2日から4日には、「地蔵中毒」と東京にこにこちゃんパブロ学級のコラボユニット・鼻雑技団による「両頬ペチンペチン謝肉祭」も。こちらの詳細については続報を待とう。

大谷皿屋敷コメント

小さい頃に読んだ手塚治虫の「ブッダ」で、たいまつで目を焼くシーンがとても怖かった印象があって、未だにブッダが読めない。
でも、今、思い返すと、そんなシーンあったのかどうかわからない。もしかすると無いかもしれない。もしかすると、友達ん家でコンタクトしたまま寝ちゃって、なかなか目から剥がれないシーンだったかもしれない。
もしかすると無いかもしれないシーンに、未だに恐怖を駆り立てられるのはアホみたいだ。
何だか不公平な感じがするので、観客が数年後思い返しても、「もしかするとそんなシーン無かったかもしれない」と思える劇にしようと思う。
皆さんが、数年後、「口喧嘩してる間に、庭のタケノコが凄い勢いで成長するシーンだった気がするんだけど……あれ!?」みたいになったら幸いです。
劇場から出たら、どんどん忘れてください。

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劇団「地蔵中毒」無教訓意味なし演劇 vol.8「つちふまず返却観音」

2018年9月1日(土)・2日(日)
東京都 高田馬場ラビネスト

作・演出:大谷皿屋敷
出演:関口オーディンまさお、かませけんた、東野良平、フルサワミオ、武内慧、hocoten、中村ナツ子、イイノヒナタ、立川がじら、礒村夬、小野カズマ、大宮二郎、本田晴子、シオザキ、屋代秀樹

劇団「地蔵中毒」×オルガナイザーGX共同ライブ「パイ寄席」

2018年9月23日(日・祝)
東京都 杉並区 方南会館

出演:地蔵中毒、オルガナイザーGX、横須賀歌麻呂、テニスコート、ナポリチャンズ、ランジャタイ ほか

鼻雑技団#1「両頬ペチンペチン謝肉祭」

2018年11月2日(金)~4日(日)
東京都 OFF・OFFシアター

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ゆうた @yuta1009

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