妖精大図鑑「Encount!」開幕、「我々の小宇宙でお待ちしております」

妖精大図鑑「Encount!」が昨日7月26日に開幕した。

本作は、多摩美術大学出身の4人組ユニット、妖精大図鑑の新作。今回は、夏休みに祖母の家を訪れた“自分”が、隣に住むの同じ歳くらいの子に冒険に誘われ、“なにものか”と遭遇する物語をダンス、コント、アニメなどの表現を用いて描く。

上演に際して妖精大図鑑は、「我々の小宇宙で今回は夏休みを作ってお待ちしております」とコメントしている。

なお本日27日と29日はアフタートークイベント「妖精のうわさばなし」を開催。27日は「演劇の夜」と題しままごとの柴幸男と演劇ジャーナリストの徳永京子を、29日は「アニメーションの夜」と題しアニメーション作家の野村辰寿と姫田真武を招き、トークを行う。公演は7月31日まで、神奈川・STスポットにて。

妖精大図鑑コメント

こんにちは。妖精大図鑑です。
ありがたいことに今年の横浜ダンスコレクション2018のコンペティションII新人振付家部門にて永野は最優秀新人賞を受賞いたしました。
名誉あるコンペティションで、マグロの頭を被り、出演してくれたダンサーには尻尾をかぶせ、紙芝居をして扇子を振り回しました。
これが10分の間に起こった事です。
今回の本公演は約70分。
つまりこの7倍は好き勝手にやります。
ありがたい話です。
この箱の中では
我々は人間になったり、犬と話すことが出来るのです。
我々の小宇宙で
今回は夏休みを作って
お待ちしております。

※「Encount!」はE、o、uにウムラウト付きが正式表記。