松尾スズキの小説「もう『はい』としか言えない」が第159回芥川賞候補に

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松尾スズキの小説「もう『はい』としか言えない」が、第159回芥川龍之介賞候補作品に選出された。

「もう『はい』としか言えない」(文藝春秋)

「もう『はい』としか言えない」(文藝春秋)

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もう『はい』としか言えない

松尾スズキ「もう『はい』としか言えない」
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これは、本日6月18日に公益財団法人日本文学振興会の公式サイトで発表されたもの。なお松尾の著作が同賞の候補作にノミネートされるのは、「クワイエットルームにようこそ」「老人賭博」に続き3度目となる。

「もう『はい』としか言えない」は、浮気がバレたことで妻に“仕事場の解約と毎日のセックス”を言い渡された海馬五郎が、突然フランスの怪しげな“世界を代表する5人の自由人のための賞”を受賞し、パリへ飛ぶさまを描いた小説。同作に加え、海馬五郎の少年時代が描かれる「神様ノイローゼ」を収録した単行本は6月29日に文藝春秋より発売される。

そのほかの候補作品は以下の通り。また選考委員会は、7月18日17:00より東京・新喜楽にて開催される。

この記事の画像(全1件)

第159回芥川龍之介賞候補作品

古谷田奈月「風下の朱(あか)」
高橋弘希「送り火」
北条裕子「美しい顔」
町屋良平「しき」
松尾スズキ「もう『はい』としか言えない」

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