カミグセ約1年10カ月ぶりの新作は、木造アパートで上演される“夢”の物語

園田喬しとカミグセ「ねえ、聞いてよ、ウォンバット！」が6月8日から10日に東京・くすのき荘にて上演される。

つくにうららが主宰する演劇ユニット・カミグセの1年10カ月ぶりとなる本作。つくにが実際に見た“ウォンバットが出てくる夢”を題材に、主人公とウォンバット、主人公の友達の3者による物語が繰り広げられる。なお今回は演劇系カルチャー誌「BITE」編集長の園田喬しとコラボレーション公演となる。

上演に向けてつくには、「『夢を直接的に書く』というのはずっと自分の中で禁じ手にしていた」と述べつつ、今回は「思い切って、何もいけなくない場所で、滲み出るようないけないものたちを踏み越えて、さっぱりとした気持ちになってみたいものです」と思いを語った。

なお会場となるくすのき荘は、木造アパートをリノベーションした小空間となっている。