BATIKレパートリーズvol.3開幕、黒田育世「上演する度に奇跡が起こる」

BATIKレパートリーズ vol.3「ラストパイ」 / 「テトラへドロン」が昨日5月5日に東京・六行会ホールで開幕した。

BATIKレパートリーズは、黒田育世の振付作品を再演すると共に、ダンサーの育成、作品のさらなる発展を試みるプロジェクト。3回目の今回は2005年7月に新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館で初演された「ラストパイ」と、14年12月に東京・Hakuju Hallで初演された「テトラへドロン」から抜粋して上演される。

両作品共に、黒田が振付・演出を担当。音楽・演奏を松本じろが手がける「ラストパイ」にはBATIKメンバーとワークショップ受講生が出演し、「テトラへドロン」にはBATIKメンバーの伊佐千明、大江麻美子、政岡由衣子が出演する。

黒田は開幕に際し「2014年に初演をした『テトラへドロン』を、今回はBATIKのダンサーだけで再演します。更に、特別な力を持っている『ラストパイ』を同時上演です。上演する度に奇跡が起こる『ラストパイ』がきらきら光っています」とステージナタリーにコメントを寄せた。なお本日5月6日16:00開演回は、当日券が販売される予定だ。