マンガ家・
2人のほか、
上演にあたり、桜井は「中屋敷さんには、化物になってくださいと言われているので、誰も見たことのない双子を自由に無邪気に演じたいと思います」と意欲を見せ、藤間は「野田秀樹さんの作品を中屋敷さんが演出。今回が初舞台の私にとってこんな光栄なことはありません!」と喜びを語る。また演出の中屋敷は「『半神』の劇世界を生きる双子の姉妹たちの姿を通して、わりきることのできない私たちのそもそもの在り方を問いたい」とコメントした。チケットは6月10日に発売。
桜井玲香コメント
「半神」を初めて読んだ時、1回では上手く消化出来ずそれはきっと公演が終わった後も、明確な答えは見つからないままなのかな……と思ったり。
それだけ多くのメッセージが各所に散りばめられた魅力溢れる作品です。
凄くやり甲斐を感じますし、自分達自身どんな双子に化けるのかとても楽しみです。
中屋敷さんには、化物になってくださいと言われているので、誰も見たことのない双子を自由に無邪気に演じたいと思います。
藤間爽子コメント
この舞台「半神」のお話を頂いた時、驚きと嬉しさで大興奮したのを覚えています。
実は私、お芝居の舞台には一度も立ったことがないんです。しかも野田秀樹さんの作品を中屋敷さんが演出。今回が初舞台の私にとってこんな光栄なことはありません! 不安も大きいですが、先輩方に囲まれながら、マリアでいられる贅沢なこの時間を大切にしたいと思います。容姿も、これまで歩んできた道も、正反対な桜井さんと私がどんな双子の姉妹になっていくのか、私自身とても楽しみです。
中屋敷法仁コメント
「わりきれない」ことが全く許されない時代となってしまった。善か悪か、右か左か、敵か味方か。私たちは短絡的な「答え」を他者に強く求めてしまう。しかし本来、人間とは、非常に複雑なわりきれない生き物だったはずだ。強引にわりきろうとするのは無慈悲で、機械的で、残酷な行為だ。わりきれなさにどこまでも苦悩する姿こそ人間らしさではなかったか。わりきれない私たちに必要なものは「答え」ではなく「救い」だ。わりきれなくても生きていてもよいという「許し」だ。「半神」の劇世界を生きる双子の姉妹たちの姿を通して、わりきることのできない私たちのそもそもの在り方を問いたい。無限の螺旋階段をぐるぐると巡り、わりきれない時代にこそ必要な、救いのある解法を探ろうと思う。
「半神」
2018年7月11日(水)~16日(月・祝)※7月11日はプレビュー公演。
東京都 天王洲 銀河劇場
2018年7月19日(木)~22日(日)
大阪府 松下IMPホール
原作・脚本:
脚本:
演出:
出演:
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