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中屋敷法仁が描き出す、萩尾望都×野田秀樹の世界「半神」開幕

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「半神」より。(撮影:田中亜紀)

「半神」より。(撮影:田中亜紀)

昨日7月11日に東京・天王洲 銀河劇場で行われたプレビュー公演を経て、「半神」が本日12日に同劇場で開幕する。

マンガ家・萩尾望都の短編作品をもとに、野田秀樹と原作者の萩尾が共同で戯曲化した本作は、痩せこけて醜い容姿ながら高い知能を持つ姉のシュラ、美しい容姿だが知能が低く、話すこともできない妹のマリアからなる結合双生児の姉妹を描いた物語。柿喰う客の中屋敷法仁が演出を務める今回の上演版では、姉のシュラ役を乃木坂46の桜井玲香が演じ、今作が初舞台となる阿佐ヶ谷スパイダースの藤間爽子が妹のマリア役を務める。

2人のほかキャストには、太田基裕、柿喰う客の七味まゆ味永島敬三牧田哲也加藤ひろたか田中穂先、淺場万矢、とよだ恭兵、村松洸希、齋藤明里、CHAiroiPLINのエリザベス・マリー福田転球、ムカムミニキーナの松村武がキャスティングされた。また本作では、音楽をDE DE MOUSE、振付をスズキ拓朗が担当している。

開幕に際し、主演の桜井は「自分が持つパワーの全てを使って、双子の姉であるシュラを演じたいと思います!」と意気込みを語り、桜井と共に主演を務める藤間は「私にとって初めての舞台。『緊張や不安でいっぱいです!』と言いたいところですが、全く不安はありません! 何故ならシュラがいつも横に一緒にいてくれるから!」と桜井に信頼を寄せた。

東京公演は7月16日まで。その後、7月19日から22日にかけて大阪・松下IMPホールで大阪公演が行われる。

桜井玲香コメント

幕が上がってからは一気に駆け抜けていく、まさにジェットコースターの様な舞台です。ご観劇いただく皆さんには、最後までしっかりとついてきて頂きたいです!
最終的に遊びゴコロを芽生えさせるところまで行くことが目標なので、自分が持つパワーの全てを使って、双子の姉であるシュラを演じたいと思います!

藤間爽子コメント

中屋敷さんの演出はとにかく動く動く動く!
たくさん動きます。観客の皆様をひかせてしまうくらい、とんでもない演出を生みだす方です。大変なこともあったけれど、ピンクパンサーのぬいぐるみに毎日見守られながら笑いの絶えない楽しい稽古場でした。お稽古中、どんな時も1番に役者を信じてくれていたので、私は安心して自由にマリアを演じることができました。
私にとって初めての舞台。「緊張や不安でいっぱいです!」と言いたいところですが、全く不安はありません! 何故ならシュラがいつも横に一緒にいてくれるから!

太田基裕コメント

中屋敷さんの稽古場は、僕は二度目だったのですが、相変わらずテンションと発想とが混沌とする稽古でした。「半神」は難解な戯曲ですが、何か人間の根底にあるものがふつふつと湧き上がるような作品だなと思っています。いよいよ初日を迎えます。不安など、未知な部分がたくさんあります。しかし、お客様に僕自身の想いや美学が伝えられるように精進していきたいと思います。
楽しんでください。

中屋敷法仁コメント

「半神」という原作がはらんだ複雑怪奇な迷路。そこをさまよう俳優たちの姿が、醜くも美しい。音楽にDE DE MOUSEさん、振付にスズキ拓朗さんという気鋭のクリエイターをお招きし、演劇らしい魔法と詐術が絡み合う、不思議な亜空間が誕生した。
目撃されるすべてのお客様の「人生」という劇世界が、さらに豊かに広がることを願っている。

「半神」

2018年7月11日(水)~16日(月・祝)※7月11日はプレビュー公演。
東京都 天王洲 銀河劇場

2018年7月19日(木)~22日(日)
大阪府 松下IMPホール

原作・脚本:萩尾望都
脚本:野田秀樹
演出:中屋敷法仁
音楽:DE DE MOUSE
振付:スズキ拓朗

出演:桜井玲香(乃木坂46)、藤間爽子 / 太田基裕 / 七味まゆ味永島敬三牧田哲也加藤ひろたか田中穂先、淺場万矢、とよだ恭兵、村松洸希、齋藤明里、エリザベス・マリー / 福田転球松村武

※DE DE MOUSEは、頭2つのEにアキュートアクセント付きが正式表記。

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