ミュージカル「魔女の宅急便」の上演が決定。キキ役を第8回東宝シンデレラグランプリを受賞した
本作は、児童文学作家・角野栄子の児童書を原作とするミュージカル。昨年2017年には上白石萌歌、ジャニーズJr.の阿部顕嵐が出演し、話題を呼んだ。今回は福本、大西という新たな顔合わせでの上演となる。
そのほかの出演者には、コキリ役に
出演決定にあたり、キキ役の福本は「私なりの新しいキキを生み出せたらいいなと思います。新しいシーンもあるみたいなので、ワクワク楽しみながらお稽古をしたいと思います」と思いを述べ、トンボ役の大西も「街のみんなに愛されているトンボと同じように、舞台を見に来ていただいたお客様や共演者のみなさんに可愛がっていただけるような自分なりのトンボを表現したいです」と意気込みを語っている。
福本莉子コメント
作品の印象
始めて観たミュージカルが昨年の『魔女の宅急便』でした。まさか自分がやると思っていなかったので、普通に観客として、先輩の上白石萌歌さんが演じるキキを観てすごく素敵だなと思いました。スタジオジブリの映画「魔女の宅急便」を小学生の時に初めて観たのですが、そのときのキキの印象は、好奇心旺盛で、元気で活発な女の子だと感じました。自分とはあまり似ていないかなと思ったのですが、演出の岸本さんには、まっすぐで芯が強いところとが似ていると言って頂き、嬉しかったです。
キキ役への意気込み
お客さんとして観た『魔女の宅急便』もすごく良かったのですが、そこを追うのではなく、私なりの新しいキキを生み出せたらいいなと思います。新しいシーンもあるみたいなので、ワクワク楽しみながらお稽古をしたいと思います。少しずつお芝居や発声のお稽古を始めています。普段の話し方と、舞台上での相手とのやり取りをする距離感の違いを教えて頂き、発声の仕方を意識するようになりました。その後、歌の録音をした時にスタッフさんに「変わったね」と褒められたのが嬉しかったです。歌では、おなかを意識してどれだけ声を前に飛ばせるか。カラオケだと結構裏声で歌ったりするのですが、舞台では地声を生かしつつ、きれいに歌えるようになるのが課題かなと思います。今は緊張と不安しかないですが、たくさんお稽古をして、緊張と不安をはねのけられるくらいに成長して舞台に立ちたいと思います。
大西流星コメント
作品の印象
作品全体が暖かい雰囲気に包まれていて、ストーリーが素敵だなと思っていました。スタジオジブリの映画も大好きですし、前回の舞台公演も見ていましたが、まさか自分が参加できるとは思っていませんでした。素敵な作品に出演が決まり、とても嬉しいです。
トンボ役への意気込み
トンボは、空を飛びたいというまっすぐな心を持っていて、慣れない恋に戸惑う純粋な少年という印象です。街のみんなに愛されているトンボと同じように、舞台を見に来ていただいたお客様や共演者のみなさんに可愛がっていただけるような自分なりのトンボを表現したいです。僕も小さいときから空を飛ぶことに憬れていて、生まれ変わったら鳥のトンビになりたいと思っています(笑)。空を飛びたいトンボとの共通点もあるのかなと感じています。
角野栄子コメント
福本莉子、大西流星の印象について
キキ役の福本さん。初々しくて、かわいらしいキキ。さあこれから旅立ちです。希望に満ちた空へ、風をきって元気に飛ぶ姿が見えるようです。トンボ役の大西さん。あどけない少年、その眼差しの中に純粋な夢がいっぱい。少年の夢、それはいつでも美しい。憧れいっぱい、楽しさいっぱいの舞台になるでしょう。
あたらしいキキとトンボさん。二人がどんな魔法を見せてくれるか、とても、とても楽しみです。
再演が決まって
この魔女の宅急便のミュージカルは去年うまれたばかりです。今年は新しい役者さんたちが集まり、さらに進化させ美しい舞台を作ってくれると、楽しみにしています。作者の私も、とびっきりの魔法を飛ばすつもりです。もうすぐ開幕、わくわく、待ち遠しい!!
ミュージカル「魔女の宅急便」
2018年6月15日(金)~24日(日)
東京都 新国立劇場 中劇場
2018年7月4日(水)・5日(木)
大阪府 大阪メルパルクホール
原作・監修:角野栄子(「魔女の宅急便」福音館書店刊)
脚本・演出:岸本功喜
作曲・音楽監督:小島良太
振付:舘形比呂一
出演
キキ:
トンボ:
コキリ:
オキノ:
フクオ:
おソノ:
ほか
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