MU新作「このBARを教会だと思ってる」、ハセガワアユム「テーマは男心」

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MU「このBARを教会だと思ってる」が、2月21日から26日まで東京・駅前劇場で上演される。

MU 第28回下北沢演劇祭参加作品「このBARを教会だと思ってる」チラシ表

MU 第28回下北沢演劇祭参加作品「このBARを教会だと思ってる」チラシ表

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教会で行われる“告解”のように、客がマスターに秘密を打ち明けるバーを舞台としたこの作品。前回公演「GIRLS」で“乙女心”を描いた脚本・演出のハセガワアユムは、本作について「テーマは巡り巡って今度はこちらの番というか、『男心』である。いまのところ、帰宅恐怖症の男と、感情を無くした夫を心配する妻が出て来る。フィクションである。だからこそ笑えるのだと信じてる」とコメントしている。

出演者には古市みみ、成川知也というMUメンバーに加え、福永マリカ、ゲキバカ / おしゃれ紳士の西川康太郎らが名を連ねた。上演時間は2時間を予定。なお本作は第28回下北沢演劇祭参加作品にラインナップされている。

ハセガワアユム コメント

前回公演「GIRLS」では「誰にでも届く、疼く、乙女心」と銘打ち、虚無や援交や初恋を扱うも、見目麗しい主演女優以外は(自分含む)ほぼおじさまで脇を固めた。乙女心が浮遊しつつ、おじさまの半裸が暗闇を舞い、それでも乙女心は届いた。
俳優の力はもちろん、フィクションだからだと思う。
例えばこれが、アラフォー猫好き妻帯者のおじさまである僕が、あなたに電話をかけて乙女心を呟いても、ただただ怖いでしょう。フィクションだから、女ではない男の僕が乙女心を描けるし、フィクションだから、僕たちは個を脇に置いて、笑ったり握手できるんだと思う。
そして新作のテーマは巡り巡って今度はこちらの番というか、「男心」である。
いまのところ、帰宅恐怖症の男と、感情を無くした夫を心配する妻が出て来る。フィクションである。だからこそ笑えるのだと信じてる。握手もしよう、劇場で。

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MU 第28回下北沢演劇祭参加作品「このBARを教会だと思ってる」

2018年2月21日(水)~26日(月)
東京都 駅前劇場

脚本・演出:ハセガワアユム
出演:古市みみ、成川知也 / 加藤なぎさ、森口美香、榎本純、真嶋一歌、温井美里、小島望、藤田りんご、浜野隆之、久保亜津子、まるまどか、志賀聖子、菅山望、岡山誠、橋本恵一郎 / 福永マリカ西川康太郎

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