おぼんろ主宰の
定期的に一人芝居を上演している末原が、脚本・演出・出演を担当する本作は、今回で3度目の上演。戦争を始めようとしている“武器だけを作る国”と“花だけを作る国”を舞台に、花だけを作る国の王のもとに現れた死刑囚・ドブロクの姿を描く。ドブロクは「自分ならばこの国を戦争に勝たせることができる」と断言し、奇怪な作戦を提案する。そして不幸な少女・カスタネットに出会い……。
末原は再演に際して「僕が人生をかけてやりたいのは、今後の世界で古典と呼ばれるような物語を生み出し、それらを磨き、世界に広めていくことです」とコメントしている。
末原拓馬コメント
グリム、アンデルセン、イソップ、ルイス=キャロル、エンデ、サン=テグジュペリ、ピアス、ディケンズ……人によって思いつく作家は違うかも知れないし、作者の名前までは思いつかないかも知れませんが、僕らの潜在意識には多くの童話が住んでいて、その数多くの童話たちが世界に果たしている貢献は計り知れないと僕は思っています。このカスタネットも世界の新たなスタンダードとなる物語だと思っています。次から次に、その場限りで消耗されるエンターテイメントが増える今の時代だからこそ、僕が人生をかけてやりたいのは、今後の世界で古典と呼ばれるような物語を生み出し、それらを磨き、世界に広めていくことです。
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