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範宙遊泳×TNS「SANCTUARY -聖域-」シンガポール公演経て、日本で開幕

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範宙遊泳×THE NECESSARY STAGE「SANCTUARY -聖域-」日本公演より。(撮影:鈴木竜一朗)

範宙遊泳×THE NECESSARY STAGE「SANCTUARY -聖域-」日本公演より。(撮影:鈴木竜一朗)

範宙遊泳とシンガポールのTHE NECESSARY STAGE(TNS)による共同制作「SANCTUARY -聖域-」が、シンガポール公演を経て、昨日11月30日に神奈川・WAKABACHO WHARF WHARFにて開幕した。

本作は、日本とシンガポールが抱える監視社会の問題や未来の生活の在り方、デジタルアーカイブ、SNSセレブなどをテーマに、範宙遊泳の山本卓卓とTNSのHaresh Sharmaが共同執筆を行い、演出を山本とTNSのAlvin Tan、音楽をBani Haykal、映像を範宙遊泳のたかくらかずきが手がけるもの。

国内公演の開幕に際し、山本は「シンガポールでの上演を経て、劇場のサイズは小さくなったけれども作品の中身は分厚くなったような気がします」とコメント。共同演出のAlvin Tanは、「『SANCTUARY-聖域-』は我々に、支配/統制/規制などが、コントロールできない可能性を持つ未来を垣間見させる」と語り、「この作品で描いている我々を苛む問題を、観客の皆さんと共有するできることを、大変嬉しく思っています」と期待を述べている。公演は12月2日まで。

山本卓卓コメント

シンガポールでの上演を経て、劇場のサイズは小さくなったけれども作品の中身は分厚くなったような気がします。場所を経て、時を経て、旅を経て、演劇は育っていく。育つどころか、場所や時や旅こそが演劇なのだと、今はそんなことを考えています。

範宙遊泳×THE NECESSARY STAGE「SANCTUARY -聖域-」日本公演

2017年11月30日(木)~12月2日(土)
神奈川県 WAKABACHO WHARF WHARF

作:山本卓卓 / Haresh Sharma
演出:山本卓卓 / Alvin Tan
音楽:Bani Haykal
映像:たかくらかずき
出演:Audrey Luo、Ellison Tan Yuyang、熊川ふみ田中美希恵福原冠埜本幸良、Yazid Jalil

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