来年2018年4月に上演される「歌謡倶楽部『艶漢』第二幕」の制作発表が、本日11月23日に東京・アニメイトAKIBAガールズステーションにて開催された。
「歌謡倶楽部『艶漢』」は、
本日行われた会見には、櫻井、末原、三上の3人が登壇。制作決定にあたっての心境を問われた櫻井は「ドキドキですね! 『歌謡倶楽部』はけっこうトリッキーな作品なので、次はどんなアプローチをしてくるのか楽しみです」と顔をほころばせ、末原は「(初演の)『歌謡倶楽部』では『お祭りのようにしましょう』と(テーマを)掲げていて、『浪漫活劇譚』と比べると”打ち上げ花火感”があったんです。打ち上げ花火なので飛んだら消えていくものだと思ってたんですが、まさかまた帰ってくるとは」と感慨深げに語る。また、露出の激しい衣装で毎度セクシーな姿を披露している三上は「いつまで食べ物を我慢すればいいのか……(笑)」と答え、会場の笑いを誘った。
「本作で挑戦してみたいことは?」という質問に対し、櫻井は「これ、夢なんですけど……」と前置きしつつ、「下からバァーン!! みたいな。めっちゃやってみたくて!」とポップアップでの登場を熱望。これを受けた三上と末原は「最悪もう、俺の手でやってくれ」「俺らががんばる」と櫻井をフォローする。続く三上は「今度こそ、最後までストリップをやりたいなと思ってます。(初演では)詩郎に止められたんでね」と意気込むと共に、会場となる東京・東京キネマ倶楽部がかつてキャバレーだったということに触れ、「劇場の雰囲気を生かした何かをやってみたいと思います。ポールダンスとかもやりたいですね」と意欲を見せた。
また、「艶漢」の魅力について末原は「見た目の美しさが『艶漢』ならでは(の魅力)と言われることが多いんですが、僕は心の描かれ方だと思います。原作だと人の生き死にがかかわっているので、登場人物が多感で感情の振れ幅が大きいんです」と説明。三上も「『艶漢』では人間の醜さや愚かさが描かれていますが、そこに美しさがあるなと感じていて……。人間の本質を考えさせられる作品だと思います」と思いを明かす。そして櫻井は「光路郎と安里、それぞれに対する詩郎の愛情って全然違うんです。さまざまな愛があるんだなあと『艶漢』を通して知りました。これからもたくさんの愛を『艶漢』と共に知っていきたいです」と抱負を語った。
「ウィングス」(新書館)にて連載中の「艶漢」は、妖艶な傘職人・詩郎と熱血正義漢の巡査・光路郎を中心に、美麗な筆致で描かれるアンダーグラウンド事件簿。「歌謡倶楽部『艶漢』第二幕」は、2018年4月11日から15日まで東京・東京キネマ倶楽部にて上演され、12月13日からは、ほさかよう演出による「浪漫活劇譚『艶漢』第二夜」の公演が東京・俳優座劇場にて行われる。
「歌謡倶楽部『艶漢』第二幕」
2018年4月11日(水)~15日(日)
東京都 東京キネマ倶楽部
原作:
脚本・演出:伊勢直弘
キャスト
吉原詩郎:
山田光路郎:
吉原安里:
六口:田上真里奈
「浪漫活劇譚『艶漢』第二夜」
2017年12月13日(水)~17日(日)
東京都 俳優座劇場
原作:尚月地「艶漢」/「ウィングス」連載中(株式会社 新書館)
脚本・演出:ほさかよう
キャスト
吉原詩郎:櫻井圭登
山田光路郎:末原拓馬
吉原安里:三上俊
六口:田上真里奈
橘伸三:林野健志
若林剣一:野田裕貴
湯上:狩野和馬
佐倉春澄:村田恒
内海明人:加藤良輔
岡田あがさ、吉野哲平、大澤信児、高士幸也
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