10周年の「杜の都の演劇祭」PDのロロ・三浦直之が「緊張とワクワク」

「杜の都の演劇祭 2017」の制作記者発表会が昨日10月26日に宮城県にて行われた。

「杜の都の演劇祭」は2008年に誕生し、10周年を迎える。今年2017年は「つむがれる時間の中で」をテーマに、オリジナルプログラム4作品のほか、さまざまな企画が行われる。

プログラムディレクターのロロ・三浦直之は、「宮城には高校3年生まで生活をしていたので、今回演劇祭によんでいただき嬉しいです」と参加を喜び、「別の場所で活動する演劇人が混じり合って作品作りをするとどんなことが起こるのか今から楽しみにしております」と期待を語った。

同じくプログラムディレクターの演出家・伊藤み弥は「同じ作品を上演することで感じることのできるそれぞれの時間の経過を個人的には楽しみたいと思います」と述べている。

なお本プロジェクトのプロデューサーは鈴木拓、プログラムディレクターにはほかに、丹野久美子、横山真、当山彰一、澤野正樹が名を連ねている。全公演完全予約制。チケットは11月11日10:00に販売を開始。

プログラムディレクター・三浦直之コメント

宮城には高校3年生まで生活をしていたので、今回演劇祭によんでいただき嬉しいです。
伊坂幸太郎さんの「透明ポーラーベア」を上演するのですが、中学の頃から伊坂さんの作品を読んでいたのですごく緊張し同時にワクワクしています。
また、この作品では仙台で活動する役者さんも加わっていただきクリエイションを行う予定なので別の場所で活動する演劇人が混じり合って作品作りをするとどんなことが起こるのか今から楽しみにしております。

プログラムディレクター・伊藤み弥コメント

今年で10周年を迎える杜劇祭ですが、初年度にも同じ作品を同じメンバーで参加させていただきました。この10年で、結婚したものもいれば、子供ができたもの、そして震災により故郷を失った者もいます。ひとくくりに10年という年月ですが、同じ作品を上演することで感じることのできるそれぞれの時間の経過を個人的には楽しみたいと思います。