モダンスイマーズが「句読点三部作」再演、ラスト作主演女優はオーディション

モダンスイマーズが「句読点三部作連続再演企画」と題し、2018年4・6・7月に東京・東京芸術劇場 シアターイーストにて3演目を再演する。

「句読点三部作」は、2013年に東京のザ・スズナリでの「死ンデ、イル。」を皮切りに、「悲しみよ、消えないでくれ」（2015年）、「嗚呼いま、だから愛。」（2016年）と上演された、死をテーマに生の根元を探る作品群。出演者等、再演版の詳細は続報を待とう。

なお3部作再演のラストを飾る「死ンデ、イル。」の主演女優は、オーディションにより選抜。東日本大震災の被災者となった女子高生という役どころで、18歳以上24歳以下の女性を対象に10月30日までオーディション参加者を募っている。オーディション開催に際し、作・演出の蓬莱竜太は「句読点三部作連続再演の最後は挑戦的な姿勢で終わりたいのです。是非オーディションに参加くださいませ！」と参加を呼びかけている。

蓬莱竜太コメント

「死ンデ、イル。」は近年の僕の劇作スタイルを大きく変えたきっかけの作品です。福島で避難生活を余儀なくされた女子高生、その失踪にまつわる群像劇です。その中心と言える女子高生役を募集しております。再演ですがキャストを一新、劇場も東京芸術劇場に変わり、ほとんど新作のつもりで新しい演出に挑むつもりです。
句読点三部作連続再演の最後は挑戦的な姿勢で終わりたいのです。
是非オーディションに参加くださいませ！