クセのあるキャラクター続々！唐橋充×藤原祐規「真夜中の弥次さん喜多さん」

しりあがり寿原作、川尻恵太作・演出、「おん・すてーじ『真夜中の弥次さん喜多さん』双」が昨日6月21日に開幕した。

お伊勢さんを目指す、恋人同士の弥次郎兵衛と喜多八。旅する2人の前には、村に石が落ちてくるのを支えるボンドガールたちや、塀の向こうに向かうお武家様、背中と背中をくっつけて生活する夫婦など、クセのあるキャラクターたちが次々と現れ……。

弥次郎兵衛役の唐橋充は、「初日を迎えるまでいろいろ宣伝の機会をいただいたんですが、どんな役やシーンが出てくるのか何も発表できないまま……。これからようやくお披露目できるということでうれしく思っています」と笑いを誘い、「（前作1作目に続き）今回は『双（ふたつ）』と銘打たれておりますが、『おん・てぃーびー』やマンガも含めて、ずっとずっと続けていくための足がかりと言っても過言ではないので、みんなで一致団結して初日むかえたいと思います」とアピールする。

喜多八役を演じる藤原は「カオスでシュールなしりあがり寿先生の世界の舞台化ということで、僕たち弥次さん喜多さんはこのカオスなキャラクターたちと、どう普通の人間として接することできるか!?というのが1つのテーマだと思っています」と分析。「お客さんの先導者として物事を1つひとつ丁寧に受けて、この舞台を面白く見送れればと思います」と抱負を語った。

続いて共演者たちがコメント。「初めはとても緊張していたんですが、今は本当に楽しく、とても自由にやらせていただいています。実は、男役に初挑戦させていただくので、その部分もがんばりたいと思います」（愛原実花）、「弥次喜多の世界観は独特なんですけど、その世界観を皆さんに存分に楽しんでいただけるよう全力で臨みたいと思います」（加藤良輔）、「今回、弥次さんの童貞の役なんですが、31歳の今まで童貞を守ってきて良かったなと、ぴったりの役に巡り会えたなという気持ちです（笑）。本当にすごくしっくり来てる感があるので、楽しんでいただけたらなと思います（笑）」（米原幸佑）とコメントを寄せた。

公演は6月25日まで。なお本編のDVDと、バックステージなどの映像を収めたメイキングDVDが、12月27日頃に発売決定。ニコニコ生放送での配信も決定した。詳細は公式サイトを確認しよう。