プラトン「クリトン」もとに言葉で言葉を語る、お布団番外公演「対話篇」

お布団が番外公演「対話篇」を、3月24日から28日まで東京・新宿眼科画廊 スペース地下にて上演する。

東京デスロックのメンバーとしても活動する得地弘基を中心とし、主に古典戯曲の改作、上演を行っているお布団。今回はプラトンの「クリトン」をもとに、言葉で“言葉”を掘り起こしていく。脚本は青年団リンク キュイの綾門優季が担当。チケットは2月12日に予約受付開始となる。

綾門優季コメント

わたしたちは、全くの無益な対話にどれだけ耐えられるのか、という実験

得地弘基コメント

自分は、言葉を使っていると、イメージが言葉にすり替わって、自分ではなく、言葉に考えさせられているような気になる時があります。言葉によって人が死んだりもします。わたしたちは言葉によって会話しますが、本当はそれぞれイメージしているものが違ったりします。わたしたちはみんな違う言語の世界で生きています。この不都合かつ恐ろしいツールについて、話してみようと思います。言葉で。