舞台「刀剣乱舞」佐々木喜英が宗三との共通点を語るとキャスト総ツッコミ

「舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺」のBlu-ray / DVD発売記念イベントが、本日12月2日に神奈川・神奈川県民ホール 大ホールにて開催された。

会場には三日月宗近役の鈴木拡樹、山姥切国広役の荒牧慶彦、宗三左文字役の佐々木喜英、小夜左文字役の納谷健、薬研藤四郎役の北村諒、へし切長谷部役の和田雅成、不動行光役の椎名鯛造、一期一振役の廣瀬大介、鯰尾藤四郎役の杉江大志、燭台切光忠役の東啓介の10名が登壇。最初のトークテーマとして、ビジュアル撮影のエピソードを問われると鈴木は「撮影のときにたくさん取材が入ってて、これは珍しいことなんです。髪を切って調整したり、衣装の見え方を整えるのに糸を入れたりしているところを撮ってて、この作品の注目度とか期待度がすごく高いのを感じました」と回想した。ビジュアルの調整に時間がかかり、撮影開始の予定時間から5時間遅れてスタートしたと明かすと、観客から驚きの声が上がる。

キャスト発表時、原作ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」に登場することが明かされたばかりの未実装キャラクターだった不動行光を演じた椎名。「不動行光は実装前に撮影したんで。みんな（ほかの刀剣男士）はいろんなポーズがあるじゃん。でも俺、ワンポーズしかなかったの。甘酒持ってるやつ」と話し、笑いを誘う。「どんなキャラだろう、ってみんなで悩んで。甘酒はとりあえず持っておこう、持ってないパターンも一応撮っておこうって」とキャラクターに思いを馳せて撮影したエピソードを明かした。

そしてこの舞台で初対面となったキャストが多いことに話題が及ぶ。和田は「とん（東）とはお互いの存在は知ってたんですけど、初対面でいきなり突然抱きついてきて。ウェーイ！って」と東のやんちゃな面を披露すると、椎名も「俺結構年上だけど、（東に）自然に頭に手を置かれた。でも不思議と嫌じゃない」と話す。これを聞いた東は「ごめんなさいごめんなさい」と恐縮しきりの様子を見せた。廣瀬は「俺、ヒデくん（佐々木）が今回初対面だった。もっと『私に触らないでください』ってタイプだと思ってた」と印象と違ったことを告白。佐々木が「大ちゃんは、俺のこと知りたがるよね。どんな素材でできてるのか知りたいって」と話題に乗ると廣瀬は「どれくらいの割合だとヒデくんを顕現できるんだろうと思って」と刀剣男士にちなんで答えた。

続いて事前にキャストに行ったアンケートの回答を披露するコーナーに突入。「自分が演じた役と似ていると思う点」に、鈴木は「マイペース」、荒牧は「やる時はやる所。」、佐々木は「ピンクが似合う」、納谷は「ONとOFFの差」、北村は「色が白い。」、和田は「大人であろうとするところ。」、椎名は「無邪気さ」、廣瀬は「年下に厳しくも優しい？」、杉江は「弟感!!」、東は「身長が一緒。」とアンサー。佐々木の飄々とした答えに、キャストたちから「ヒデくん！ヒデくん！」と総ツッコミが入った。

次の「もし自分が審神者だったら近侍に選びたいキャストは？」と問いに、和田は「これは（選ばれなかったら）へこみますよ！」とへし切長谷部のような反応を見せ、スクリーンを凝視。鈴木は「廣瀬大介」、荒牧は「北村／東」、佐々木は「廣瀬大介」、納谷は「大志くん」、北村は「まっきー」、和田は「東啓介」、椎名は「拡樹」、廣瀬は「東」、杉江は「なやちゃん」、東は「わだちゃん」とスクリーンに映し出されると、東は「入れてもらってるのはうれしいけど、まっきーずるくない？」と2人選んだ荒牧を指摘。荒牧は「いつも一緒にゲームしてるから、僕が審神者になって、とんちゃんときたむー（北村）を従えてゲームをしたい。どっちかが欠けたらダメ」と説明する。北村が「プライベートな話になるんですけど、よく一緒にゲームしてるんで」と荒牧を選んだ理由を明かすと東はすかさず「俺は？」とポロリ。北村は笑いながら「2人選んでもいいってルールを知らなかった」と話した。

イベントの終盤は、キャストが紅組と白組に分かれてジェスチャーバトルを実施。「催眠術」「既読無視」「二人羽織」「壁ドン」「分身の術」「女子会」「大統領」などお題に合わせてペアでジェスチャーを披露し、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。

「舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺」は再演も決定。12月15日の東京公演を皮切りに、福岡、大阪で上演される。本日、再演のライブビューイングが実施されることも発表され、刀剣男士12振りが集結した新キービジュアルも解禁された。