不思議少年が代表作「棘」「スキューバ」を引っさげ、全国縦断ツアー

熊本を拠点に活動する不思議少年が、9月から11月にかけて「棘／スキューバ」を、福岡、東京、愛知、宮城の4都市で上演するツアーを実施中だ。

若手演出家コンクール2014にて優秀賞と観客賞を受賞した70分の二人芝居「棘」と、劇王天下統一大会2015にて優勝を果たした20分の三人芝居「スキューバ」を、2本立てで楽しめる本公演。ままごとの柴幸男はチラシの推薦コメントにて「スキューバ」をすでに2回観ていることを明かし、「いい加減、何回『スキューバ』。しかし、僕はまだ、まだまだ、『スキューバ』を観ます。観られます。観たいです。不思議少年の『スキューバ』はそこまで思わせてくれる作品です」と述べている。

また不思議少年主宰の大迫旭洋は今回のツアーに向けて「熊本にこの劇団が生まれて七年。たくさんのご縁があって、なんとか続けてこれました。それを全て作品に込めて、あなたと出会いたいと願います」とコメントしている。

福岡・枝光本町商店街アイアンシアターでの北九州公演を終えた本作。次なる東京公演では、10月13日19:30開演回に柴、15日18:00開演回に二兎社の永井愛、名古屋公演の10月29日18:00開演回に少年王者舘の天野天街、30日14:00開演回には劇団さよならの長谷川彩がアフタートークに登壇するほか、仙台公演でもアフターイベントが予定されている。詳細は公式サイトにて確認を。

大迫旭洋 コメント

はじめまして！
不思議少年代表の大迫旭洋です。この度、初めての全国ツアーに挑戦します！
熊本にこの劇団が生まれて七年。たくさんのご縁があって、なんとか続けてこれました。それを全て作品に込めて、あなたと出会いたいと願います。

不思議少年は、記憶に潜り込むような作品をつくります。笑えて、泣けて、どこか懐かしい。誰もが楽しめるエンターテインメントでありながら、一人一人の特別に寄り添う作品を。
そして、演劇の力を信じています。時間と空間が混ざり合う、僕たちの演劇が、あなたの中に何かを残したり、溶け合って何かを生んだり、そんな瞬間があるから今も続けているように思うんです。

だからどうか、出会ってくださいませ！