大阪拠点のスクエア、結成20周年公演「芸人コンティニュー」で活動休止へ

スクエアが、9月9日から11日まで大阪・ABCホールにて上演する「芸人コンティニュー」の千秋楽をもって、無期限の活動休止に入る。

上田一軒、森澤匡晴の2人がコメディの上演を目的に立ち上げたスクエアは、今年で結成20周年を迎える。活動休止の理由として、劇団は公式サイトのトップページで「20年間自分たちのコメディを模索してきたので、ここらで今後の劇団の方向性を見定めるために一旦休止を設けることにしました」と説明。そして「案外1年くらいで再開することになるかもしれませんが、とにかく、今の形のスクエアをご覧いただける最後の機会となると思います」と続け、本作のアピールに繋げている。

「芸人コンティニュー」は、大阪の繁華街から少し離れた路地裏にある“芸人村”を舞台に繰り広げられる物語。駆け出しの芸人が多いこの街に住む漫才コンビ「明日元気・呑気」の呑気は、家業を継ぐために帰郷してしまう。残された元気は芸人を続けようか悩むが……。居酒屋に集う芸人たちの姿を通して、人間味あふれるコメディを繰り広げる。