春野寿美礼、テレサ・テンのために作られた“幻の曲”「言葉をかみしめて歌う」

春野寿美礼が、テレサ・テンのために作られた未発表曲「黄昏に傷ついて」を、10月5日にシングルとして発売する。

別れた恋人への思いを歌った同曲は、テレサ・テンの代表曲「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」を手がけた作曲家・三木たかし、作詞家・荒木とよひさのコンビによるもの。2015年発表の、元宝塚歌劇団トップスターたちによるCD企画「麗人 REIJIN -Showa Era-」で、春野が「時の流れに身をまかせ」をカバーしたことが縁となり、今回のプロジェクトが始動した。春野はレコーディングに際して「幻の曲なので一行一行、一言一言、言葉をかみしめて歌っています」とコメントしている。

またカップリング曲の「愛に守られて」も三木の未発表曲。“父のような恋人に出会った娘の気持ち”をテーマに、荒木が詞をつけている。なおシングルは「限定版」と「通常版」の2種類があり、「限定版」にはレコーディングの様子を収めたドキュメント映像のDVDが付属する。