本作は太宰治の初期短編「逆行」をモチーフとしており、病床にある“どうにもならなかった男”が、目をつぶり暗闇の中で蝶を追いかけるうちに幼少期まで時をさかのぼり、どうにもならなかった人生を振り返るさまが描かれる。三鷹市芸術文化センターが2004年から続けている公演シリーズ「太宰治作品をモチーフにした演劇」の13回目だ。
櫻井智也コメント
若い頃、ゲームセンターでバイトしている時、
バイト中に太宰の小説を読み漁っていたことを思い出します。
なぜあの時、猛烈に太宰にのめりこんだのか、
仕事中にあんなにのめりこんで、
何故バイトをクビにならなかったのか不思議ですが、
太宰にはきっと「何事を置いても太宰」という求心力があるんだと思います。
求めて吸い込んだ分、吐き出したいと思います、頑張ります。
MCR「逆光、影見えず」
2016年6月24日(金)~7月3日(日)
東京都 三鷹市芸術文化センター 星のホール
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