「ザ・コラボレーション」より。(Photo by Jeremy Daniel)

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Broadway! 2022年12月後半、ウォーホルとバスキアの対峙描く「ザ・コラボレーション」で1年の締め

ピュリツァー賞を受賞したダークコメディも

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12月後半のオンブロードウェイには、趣の異なる2つの舞台作品がラインナップ。“ギリギリ”な父子が最後のとりでであるアパートを守らんと奔走する姿を描いた「ビトウィーン・リバーサイド・アンド・クレイジー」と、芸術家たちの対峙を描き、イギリス・ロンドンで好評を博した「ザ・コラボレーション」が開幕した。

「ビトウィーン・リバーサイド・アンド・クレイジー」

Between Riverside and Crazy

「ビトウィーン・リバーサイド・アンド・クレイジー」ビジュアル

「ビトウィーン・リバーサイド・アンド・クレイジー」ビジュアル

2022年12月19日(月)~
ヘレン・ヘイズ劇場

脚本:スティーブン・アドリー=ギアギス
演出:オースティン・ペンドルトン
出演:スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、ヴィクター・アルマンザル、エリザベス・キャナヴァン、ロサル・コロン、ライザ・コロン=ザヤス、マイケル・リスポリコモン

2014・2015年にオフブロードウェイで上演され、ピュリツァー賞を受賞したスティーブン・アドリー=ギアギスのダークコメディ。舞台は、アメリカ・ニューヨークのアパート。借主を保護するために、家賃の不当な上昇を防ぎ、立ち退きにルールを設けた制度・レントコントロールが適用されたそのアパートで、男やもめの元警察官・ウォルターは、仮釈放されたばかりの息子と共に、自分たちの住居を守るために奮闘し……。出演者にはスティーヴン・ヘンダーソン、ヴィクター・アルマンザル、エリザベス・キャナヴァンら、オフブロードウェイ上演版からのメンバーも含まれる。なお本作は、1月31日から2月12日までの公演が映像配信される。

「ザ・コラボレーション」

The Collaboration

「ザ・コラボレーション」より。(Photo by Jeremy Daniel)

「ザ・コラボレーション」より。(Photo by Jeremy Daniel)

2022年12月20日(火)~
サミュエル・J・フリードマン劇場

脚本:アンソニー・マッカーテン
演出:クワミ・ケイ・アルマー
出演:ポール・ベタニー、ジェレミー・ポープ、エリック・ジェンセン、クリスタ・ロドリゲス

画家でポップアートの旗手でもあるアンディ・ウォーホルと、27歳の若さでこの世を去ったアーティストのジャン=ミシェル・バスキアを題材にしたストレートプレイ。アンソニー・マッカーテンの脚本、クワミ・ケイ・アルマーの演出で今年2月にイギリス・ロンドンのヤング・ヴィック劇場で初演された。劇中では、1984年のアメリカ・ニューヨークで、新たな展覧会に共に臨もうとする2人の芸術家の姿が描かれる。ポール・ベタニーがウォーホル役を、ジェレミー・ポープがバスキア役を続投。

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