脚本家:向井康介「脚本家とは肉屋で魚を売っているような人」
1本の映画が作られ、観客のもとに届けられる過程には、監督やキャストだけでなくさまざまな業種のプロフェッショナルが関わっている。連載コラム「映画と働く」では、映画業界で働く人に話を聞き、その仕事に懸ける思いやこだわりを紐解いていく。初回となる今回は、「リンダリンダリンダ」「マイ・バック・ページ」「聖の青春」など数々の話題作を手がけてきた脚本家の向井康介に、脚本家を志したきっかけや挫折、忘れられない特別な仕事を語ってもらった。脚本家を“肉屋で魚を売っているような人”と表現する彼の真意とは?