「Actor」は幾田が10月29日にリリースするニューシングルの表題曲で、テレビアニメ「SPY×FAMILY」シーズン3のエンディング主題歌。日常の中で誰もが演じる“役”の奥にある感情や優しさを描き出した、温かみのある楽曲となっている。
MVには幾田本人からのオファーによって
幾田はMVについて「今回、役者である森山未來さんが、人の内にある二面性とその奥に潜む孤独を、お身体ひとつで繊細に表現してくださいました。撮影中は息を呑むほど、瞬きを忘れるほど、そのすべての動作や表情、呼吸のひとつひとつに釘付けになりました。こんなにも豊かに“人間そのもの”を体現されるお姿に、その生き様を垣間見たようで、心から感激しました。森山さんに踊っていただいたことで、この楽曲は本当の意味で完成したと感じています」とコメントしている。
またCDの商品画像が公開された。完全生産限定盤の1形態でリリースされる本作は、「SPY×FAMILY」の世界観をモチーフにした調査報告書風の仕様となっている。封筒の中に入っているバインダーには描き下ろしのイラストがあしらわれた。
幾田りら コメント
誰しもが日々、何かしらの役を演じながら生きる“Actor”であり、それは同時に、誰にも見せない顔を持ち合わせているということでもあります。
自分との約束、大切な人を想う気持ち、守り抜きたいと願う信念。
ひとりひとりが心の奥底で燃やし続けるその想いと、その役を全うしようとする心は、偽りという一言では括れない、確かな人間らしさと愛情でできていると思います。
演じることが必ずしも偽るという意味ではない、その余白に宿る優しさや思いやりを、肯定できるような温かみをこの楽曲に込めました。
今回、役者である森山未來さんが、人の内にある二面性とその奥に潜む孤独を、お身体ひとつで繊細に表現してくださいました。
撮影中は息を呑むほど、瞬きを忘れるほど、そのすべての動作や表情、呼吸のひとつひとつに釘付けになりました。こんなにも豊かに“人間そのもの”を体現されるお姿に、その生き様を垣間見たようで、心から感激しました。森山さんに踊っていただいたことで、この楽曲は本当の意味で完成したと感じています。
そして、監督の志村知晴さんをはじめ、撮影チームやスタッフの皆さんが、その一瞬一瞬に込められた表現を一つもこぼすまいと、緊張感の中で全力を尽くしてくださいました。
関わってくださったすべての方々の熱量が、そのまま映像に宿ったMusic Videoになったと思います。この作品が、観てくださる皆さんの心にも同じ温度で届くことを願っています。
森山未來 コメント
今回、幾田さんのMVに出演させていただきました。
僕が出演していた「パリピ孔明」という作品で音楽を担当されていたというご縁もあり、
今回、幾田さんから直々にメッセージをいただいたので、何か役に立てることがないかという思いで引き受けさせていただきました。
幾田さんの本当にキラキラしたPOPソングに、自分の存在がどうマッチするのだろうと思ってますが、
世界観もとても美しいので、是非楽しんで見ていただけたら。
志村知晴監督 コメント
りらさんの透き通った楽曲の中で、景色を考え毎日聞きながら日々元気をもらうような時間でした。
森山さんとご一緒する日が私の人生にあると思っていなかった且つ、こういった機会でご一緒する事になると、全く、予測もしていなかったので緊張の日々、撮影日もド緊張する機会でした。
一羽のフランミンゴの道化師が人生の大台を踊りながら生きている振付のお話です。
自分の設計からは予想だにしない、振りの咲き方や、衣装、メイク、美術、の要素がミックスされていくような現場で有機的且つとても感慨深くとても楽しかったです。
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音楽ナタリー @natalie_mu
幾田りら「Actor」ミュージックビデオに森山未來が出演、人の内にある二面性をダンスで表現(動画あり)
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