「費用が浮いたので…」楽しいタイ旅行
「いま」は、カイの“30歳最後の日”である9月26日に刊行された写真集。撮影はタイを舞台に行われ、カイは自身と同じ名を持つカイ島や映画「ザ・ビーチ」のロケ地であるプーケットタウンのオンオンホテルなどを巡った。
セルフスタイリングで写真集の撮影を行ったカイは、この日のイベントにも私服をスタイリングした出で立ちで登場。好きなブランドの1つだというメゾン ミハラヤスヒロのレイヤードジャケットの仕組みを丁寧に説明したのち「かわいいのを見てほしかったので着て来ました。どうだ!」とおちゃめなポーズを決めた。「いま」という写真集のタイトルとテーマについて、「25歳のときに出したスタイルブックがこれまでの25年間を総ざらいするというテーマだったので、今回はただひたすら人生の現在地を、今感じていることを写真集として残したかったというのが理由です」と語ったカイ。「(セルフスタイリングのため)スタイリストさん分の費用が浮いたので、そのお金をホテルと食事に注ぎ込みましょうということで、ちょっといいホテルと食事を楽しみました。楽しかったです! 撮影チームのスローガン的に『楽しい旅行にしましょう』と言い合っていたので」と裏話を交えながら撮影を振り返る。
超特急メンバーの反応は?
そんな楽しい旅をするカイの自然体の姿がたくさん収められた写真集の中で、カイが特に気に入っているのはベッドの布団から飛び出す素足を切り取ったカットのページだそうで、彼はそのページを開いて報道陣によく見せながら「これはガチ寝起きです。僕の部屋にカメラマンさんが侵入してきて撮ったものです(笑)」とコメントした。また、カイ島での撮影について聞かれると、カイは「僕の親父がダイビング好きで、世界各地の海に潜っていたりしたのが『海』という名前の由来だったりするので、海には親和性がある」と自身のルーツを明かしつつ「カイ島、めちゃくちゃきれいでした。海も環境も。僕が訪れた時間帯はちょうど観光客が少なかったんですが、帰る頃には船もいっぱいになっていて」と思い出を振り返る。
完成した写真集を一番に見せたのは超特急のメンバーだったそうで、「ファンミーティングの日に写真集を受け取れたのでその場で渡したんですが、公演後にみんなその場で読んでくれてうれしかったです。『この写真すごく好き』とか『めっちゃいいところだね』とか、いろんな反応があってうれしかったですね」と笑顔で明かしたカイ。写真集の巻末には超特急メンバーとカイのセルフィーに加え、カイの地元の友人が登場する写真も掲載されており、これについて彼は「今、僕にとって大事な人と写真が撮れたのでよかったです」と語った。
皆さんの好きな秋の風物詩はなんですか?
また「カイさんにとって、今年の秋はどんな秋?」という質問が投げかけられると、カイは「食欲の秋です!」と即答し「超特急としても個人でもいろんな活動があったりしますが、秋はおいしいものが食べたいので食欲の秋です。さんまが食べたいです! 皆さんの好きな秋の風物詩はなんですか?」と報道陣に逆質問して笑う場面も。自身の活動について「今年の僕自身の大きなトピックは主演舞台ができたこと。お芝居が好きだと改めて思ったので、個人としては芝居をどんどんやっていきたいなと。規模に関わらず学べる成長できる、誰かの心にしっかり残る作品に出られたらと思います」と思いを語り、「グループとしては目標の東京ドームでのライブを叶えたいし、さらにその先の未来に向けて。ファンの皆さん、支えてくださる方を含め、もっと先の未来に進んでいけるようにしたいですね」と未来を見据えた。
そして「いま」を刊行して見えた“現在地”は?と聞かれると、カイは「その答えを今僕自身で出したというよりは、今を記しておいて、のちのち見返したときに笑って振り返れるような作品になったらという思いで制作しました。その中で自分の思いを言うと、『楽しくやってるよ』という感じですね!」と返答。質疑応答を終えると「せっかく横浜まで来てくださったので、おいしいものを食べて帰ってください。絶対に!」と報道陣に念を押しながら舞台袖へと姿を消した。
タント・ド・シホ @vertetquatre
やっぱりナタリーさんだな。
カイくんのかわいいポイントをあますところなくとらえてる。 https://t.co/rcgdLTDKzO