東京女子流×TEAM SHACHI、貴重なコラボも飛び出した初ツーマン 坂本遥奈の女子流愛が爆発

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東京女子流TEAM SHACHIによるツーマンライブ「東京SHACHI流 ~透明な想い~」が7月5日に東京・KANDA SQUARE HALLで開催された。

東京SHACHI流

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2026年3月31日の東京・Zepp DiverCity(TOKYO)公演をもって2010年から続く活動に幕を下ろす東京女子流と、今年12月に地元である愛知・名古屋でのライブをもってチームしゃちほこ時代を含めた約13年8カ月にわたる活動を終えるTEAM SHACHI。ともに2010年代以降の“アイドル戦国時代”を駆け抜け、そして解散という決断をした2組による貴重なツーマンライブの模様をレポートする。

定刻になると両グループがステージに登場し、オープニングトークへ。東京女子流のファンであり、彼女たちへの憧れをかねてより公言していた坂本遥奈(TEAM SHACHI)が思いを爆発させると、ほかのメンバーも坂本がどれだけこの日を待ち望んでいたのかを口々に述べていく。それに対し東京女子流メンバーも「私たちもうれしい!」と返すなど、温かなムードで公演の幕が開けた。

東京女子流が選んだまさかの1曲目に会場のボルテージ上昇

舞台袖で東京女子流のステージを眺める坂本遥奈(TEAM SHACHI)。

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全員がステージをあとにすると、照明が暗転しTEAM SHACHI「ROSE FIGHTERS」の激しいドラムが鳴り響く。そのビートに乗って先攻の東京女子流が登場。TEAM SHACHIのカバーでパフォーマンスを始めるというサプライズに会場のボルテージが一気に上昇し、サビのパートではさっそくコールが飛び交った。興奮冷めやらぬ中、間髪をいれずに始まったのは「Reborn」。ライブ前日に坂本が配信でこの楽曲について紹介していたこともありで、タフ民(TEAM SHACHIのファンの呼称)の予習もばっちりな様子だ。続いて披露された「ちいさな奇跡」では、明るいサウンドとノリノリなメンバーの姿に観客の間に自然と笑顔が広がった。

東京女子流

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東京女子流

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「東京SHACHI流 ~透明な想い~」の様子。

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MCではこのライブの裏話が語られる場面も。東京女子流は「ROSE FIGHTERS」のカバーをするうえでのポイントを大黒柚姫(TEAM SHACHI)に直接確認し、入念にリハーサルを重ねたという。また今回のライブで聴きたい曲を東京女子流に聞かれた坂本が、止まらないほどの勢いで候補曲を挙げたというエピソードも飛び出した。「ハルちゃん(坂本)が、私たち東京女子流に出会ってくれた曲を歌います」という紹介のあとに始まったのは「Limited addiction」。印象的なギターカッティングと艶やかな歌声が会場に鳴り響いた。続いて披露されたのは、新曲「導火線、フラッシュバック」。しなやかで心地よいサウンドに観客が酔いしれる中、次に「ストロベリーフロート」が始まるとライブの勢いが一気に加速していく。流れるようにパフォーマンスが続き、「datura」ではフロアから自然とクラップが発生。最後は「Attack Hyper Beat POP」でオーディエンスが一斉にタオルを回し、大きな一体感を形成した。

TEAM SHACHIがカバーした女子流の楽曲は

TEAM SHACHI

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「OVERTURE~ORCA~」が鳴り響くステージに登場したTEAM SHACHIは「よろしく人類」を高らかに歌唱。続いて独特な世界観のナンバー「愛のニルバーナ」が披露されると、フロアに高揚感が生み出されていく。さらに4人は振付講座を経て「NEO首都移転計画」と「HONEY」を立て続けにパフォーマンスした。

TEAM SHACHI

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「東京SHACHI流 ~透明な想い~」の様子。

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銅鑼の音が響き、ステージの雰囲気が一転したのち、TEAM SHACHIは「のんあるすいけん feat. 炒飯」を披露。かわいらしいサウンドに合わせて「あい!あい!あい!」というコールが広がる。MCで坂本が改めて東京女子流への思いを熱弁したあとは、東京女子流「datura」のカバーへ。そして勢いそのままに「江戸女」へとなだれ込み、ショパンのオマージュが盛り込まれた間奏を挟みつつ4人は攻めのライブを続ける。最後は「アサガオ」「エンジョイ人生」とライブの鉄板曲を畳みかけ、フロアの熱気を増大させた。

ラストは“東京SHACHI流”で締めくくり

「東京SHACHI流 ~透明な想い~」の様子。

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東京SHACHI流

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東京SHACHI流

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「東京SHACHI流 ~透明な想い~」の様子。

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東京SHACHI流

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東京SHACHI流

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その後のMCで大黒が声を荒げながら観客を煽り、東京女子流の4人をステージに呼び込むと、“東京SHACHI流”の8人によるTEAM SHACHI「沸き曲」のパフォーマンスがスタート。この日一番の一体感が生み出された。中江友梨(東京女子流)の「女子流の曲もみんなで一緒に“おんなじキモチ”になってやりたいですよね」というMCから、最後に披露されたのは「おんなじキモチ」。“東京SHACHI流”の8人とフロアの観客が温かな空気に包まれた。

ライブの最後には、東京女子流が7月30日にアルバム「東京女子流」を、TEAM SHACHIが9月22日にミュージックカードのEP「DERA Journey!!!!」をリリースすることをそれぞれ発表。MC中に笑顔と涙が入り混じる坂本の姿も見られる中、ツーマンライブは惜しまれながら幕を閉じた。

東京女子流×TEAM SHACHI「東京SHACHI流 ~透明な想い~」ダイジェスト映像 / X

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セットリスト

2025年7月5日(土)東京都 KANDA SQUARE HALL

東京女子流

01. ROSE FIGHTERS(※TEAM SHACHIカバー)
02. Reborn
03. ちいさな奇跡
04. Limited addiction
05. 導火線、フラッシュバック
06. ストロベリーフロート
07. datura
08. Attack Hyper Beat POP

TEAM SHACHI

01. よろしく人類
02. 愛のニルバーナ
03. NEO首都移転計画
04. HONEY
05. のんあるすいけん feat.炒飯
06. datura(※東京女子流カバー)
07. 江戸女
08. アサガオ
09. エンジョイ人生

東京SHACHI流

01. 沸き曲(※TEAM SHACHIカバー)
02. おんなじキモチ(※東京女子流カバー)

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つねりん*TGS @tsunestyle

【ライブレポート】東京女子流×TEAM SHACHI、貴重なコラボも飛び出した初ツーマン 坂本遥奈の女子流愛が爆発(写真34枚)
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