日本の楽器メーカー・フェルナンデスが自己破産へ、これまでアーティストモデルやZO-3ギターを販売

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日本の楽器メーカー・フェルナンデス(FERNANDES)が自己破産手続きの申し立てを行うことが告知された。

フェルナンデス本社の表札。

フェルナンデス本社の表札。

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フェルナンデス本社に掲示された告示書。

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フェルナンデスは複数の債権者に相当額の債務を負担しており、事業の継続が不可能となったという。このため、負債総額に照らし合わせ、可及的速やかに自己破産手続きを行う予定となっている。

フェルナンデス本社

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楽器メーカー・フェルナンデスは1969年に前身となる斉藤楽器として設立され、1972年に商号を株式会社フェルナンデスに変更。DOD、DigiTechエフェクターの国内総発売元、HIWATTアンプのブランドホルダーとしての事業も展開した。1990年に発売したアンプ内蔵ミニギター「ZO-3」が爆発的にヒットしたほか、アーティストモデルのラインナップも豊富で、hide(X JAPAN、hide with Spread Beaver)、heath(X JAPAN)、今井寿(BUCK-TICK)、星野英彦(BUCK-TICK)、CIPHER(D’ERLANGER)、NAOKI(10-FEET)らのオリジナルモデルのギターおよびベースなどを販売していた。

なお2023年には、1977年にフェルナンデスの大阪営業所から独立した大阪フェルナンデスが自己破産した。

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