今年5月に急逝した美術家/建築家の荒川修作をテーマにしたドキュメンタリー映画「死なない子供、荒川修作」の公開前夜イベントが、12月17日に東京・音楽実験室新世界にて開催。同ドキュメンタリー映画の音楽を担当している
イベントでは荒川修作の映像作品「Why not(A Serenade of Eschatological Ecology)」が上映され、この映像にあわせて渋谷慶一郎がリアルタイムで即興演奏を披露。ミニマリズムを極めたエクスペリメンタルムービーが、渋谷の手により新たな生命を得て現代によみがえる。
「Why not」は1969年に制作された荒川修作の初監督作品で、図形楽譜や不確定性の音楽の第一人者でもある一柳慧が音楽を担当。東京での公開は1998年にICCで開催された「新しい日本の風景を建築し、常識を変え、日常の生活空間を創りだすために - 荒川修作/マドリン・ギンズ展」以来12年ぶりとなる。
SHUSAKU ARAKAWA×KEIICHIRO SHIBUYA「死なない子供、荒川修作」公開前夜イベント
2010年12月17日(金) 東京都 音楽実験室新世界
OPEN 19:00 / START 20:00
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- 映画『死なない子供、荒川修作』
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別ミルメ - BETSU MIRUME @another_mirume
#音楽メモ:調べ物をしていたら興味深い過去記事が。 → 渋谷慶一郎が荒川修作と40年の時を超え即興セッション - 音楽ナタリー http://t.co/msUo7tGGDl