「音のVR」で新日本フィル×東混コラボ、119人で「Believe」リモート演奏

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KDDIおよびKDDI総合研究所が提供するスマートフォンアプリ「音のVR」にて、新日本フィルハーモニー交響楽団と東京混声合唱団がコラボしたバーチャルコンサートの配信がスタートした。

「音のVR」イメージ画像

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このバーチャルコンサートは、演奏家として困難な状況におかれながらも「新しいことをして活路を見出したい」と願う両団の思いが合致して実現した。緊急事態宣言解除後における新しい音楽鑑賞を提案すべく、新日本フィルハーモニー交響楽団のフランチャイズホールである東京・すみだトリフォニーホールのステージを背景に、119名のミュージシャンが合唱の定番曲である「Believe」をリモートで演奏している。「音のVR」ではタッチパネルをピンチアウトすることで動画の視聴したい部分に360°自由自在にフォーカスできるので、視聴者は好みの楽器や聴きたい歌声にズームインすることで、オーケストラと合唱の多種多様な音色を楽しむことができる。

なお新日本フィルハーモニー交響楽団と東京混声合唱団による共演は2013年3月以来のこと。新日本フィルの貝原正三事業部長は「普段コンサート会場では見えにくい演奏者の姿や楽器の音色にもフォーカスできるため、リアルにはない新しい価値を提供できると感じています」、東混の村上満志事務局長は「肌と肌が触れ合うなかで生まれる音楽を大切にしつつ、『音のVR』のような新しい通信技術のチカラを享受することで、音楽鑑賞や音楽文化のさらなる発展を期待しています」とコメントしている。

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新日本フィルハーモニー交響楽団 事業部長 貝原正三 コメント

コロナ禍で演奏することができない中、新日本フィルハーモニー交響楽団は、楽団員によるオジリナル企画「シンニチテレワーク部 テレワークでパプリカ合奏してみた」で多くの方に注目していただき、遠方の方やクラシックに馴染みのない方に音楽を届ける可能性を感じました。「音のVR」では、普段コンサート会場では見えにくい演奏者の姿や楽器の音色にもフォーカスできるため、リアルにはない新しい価値を提供できると感じています。今後はリアルとネットを並存する新しい音楽発信を模索していきたいと考えています。

東京混声合唱団 事業局長 村上満志 コメント

2020年4月に公開した東京混声合唱団のリモート合唱「Believe」は、シンニチテレワーク部の「パプリカ」に影響を受けてつくられました。バーチャルではありますが、新日本フィルハーモニー交響楽団と、その「Believe」を共演することにご縁を感じ、またネットの可能性を改めて実感しております。肌と肌が触れ合うなかで生まれる音楽を大切にしつつ、「音のVR」のような新しい通信技術のチカラを享受することで、音楽鑑賞や音楽文化のさらなる発展を期待しています。

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