音楽で働く25人に迫る「RAW LIFE」主催者インタビュー本

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音楽にまつわるあらゆる種類の仕事に従事する人々に対してインタビューした書籍「ジョニー・B・グッジョブ 音楽を仕事にする人々」が6月26日に出版される。

書籍「ジョニー・B・グッジョブ 音楽を仕事にする人々」表紙画像。

書籍「ジョニー・B・グッジョブ 音楽を仕事にする人々」表紙画像。

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この書籍の著者は、かつて開催された都市型フェス「RAW LIFE」のオーガナイザーとしても知られる、編集者でイベンターの浜田淳。本の内容は音楽教師、PA、舞台監督、イベンター、リペアマン、レーベル、ディストリビューター、音楽ライター、ミュージシャン、DJなど20業種25人にその仕事や生活について訊くというもので、業務内容を紹介するのみにとどまらず、読者は仕事というトピックを通して市井の人々の人生観を垣間見ることができる。

目次

第一章 業界のはずれでで働く。

スタジオミュージシャン:高木壮太「レコード会社のノリだけはもう勘弁です」
エンジニア:中村宗一郎「エンジニアがどれだけ偉いんだって話でね」
レコードショップ:岩島代介「DJと友だちになろうとも思わないしさ」
DJ:クボタタケシ「どこに行ってもつねにアウェイ感があります」

第二章 我々はサービス業である。

音楽教師:尾﨑久美子「表現する分にはなんでもいいよ、って」
音楽ライター:妹沢奈美「全員が幸せになれるポイントを追求しています」

第三章 自分でやってみた。

ミュージシャン:曽我部恵一「ぼくの枚数にはレコード会社はお金を出せないって」
マネジメント:豊岡歩「打ち合わせなら公園で会ってもいいですしね」
ミュージシャン:江森丈晃「これを読んだ人が発注しても絶対無理な価格です」
レーベル:松谷健「取引先はプレス会社よりプラスチック工場とか」

第四章 金は稼ぐさ、仕事だもの。

マネジメント:工藤卓巳(仮名)「ライブの打ち上げはいちばんの稼ぎ頭です」
オンライン中古CDショップ:村上拓也(仮名)「ヤフオク黎明期はアナーキーでした」

第五章 ときには闘うのだ。

編集:松村正人「メーカーなど情報の送り手の心象は、結局バーターですから」
レーベル:永田一直「メジャーには、制作費を補填させられたことがあります」

第六章 先の先を読む。

ディストリビューター:神保和哉「まだ10年ぐらいは……短いかな(笑)」
アグリゲーター:皆川直也「配信の意義を説明するのも業務の一環ですね」
レコードメーカー:細田日出夫「危機感はまったくないです」

第七章 食い扶持にするのか。

個人出版:福田教雄「バイトが永続的でないということは、本で食いたいということ」
制作:又場聡「音楽を続けるなら、昼間の仕事はやめちゃダメでしょう」

第八章 世に広める

プロモーター(宣伝):佐藤香織「いっつも企画を考えています」
プロモーター(招聘):田村直子「チェックインカウンターでは、最初から戦闘態勢です(笑)」

第九章 たたき上げ

リペアマン:鈴木武雄「35年になりますが、いまだにわからないです」
PA:三浦正仁「与えられた環境で最善を尽くすだけです」
舞台監督:牛山上「若いころに感じてた楽しさと変わってないんです」

番外編 「ローライフ」のつくり方

イベンター:浜田淳「『ローライフ』は立派な官僚イベントですよ」

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読者の反応

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アクロイドはJUNK福岡ドーム @7bg5WOf9CzkBtG0

この時はまだユニバーサルミュージックだったね
内容は当たり障りないものだった
https://t.co/0PajJmba0H https://t.co/MiVFKY6YMY

コメントを読む(2件)

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