PASSPO☆、ツアー千秋楽で「アイドルご長寿委員会」発足＆新全国ツアー開催を発表

PASSPO☆が4月1日に東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて全国ツアー「PASSPO☆歌って踊って奏でるツアー」のファイナル公演を行った。

今回のツアーでは宮城、千葉、埼玉、大阪、神奈川、山梨、愛知、福岡、栃木の9都市を巡ってきたPASSPO☆。各公演完全2部制で行われたこのツアーで、彼女たちは第1部でBAND PASSPO☆によるバンド形式、第2部で通常のパフォーマンス形式のライブを披露し、各地を熱狂させた。

ツアーファイナルの東京公演には大勢のパッセンジャー（PASSPO☆のファンの呼称）が集結し、チケットは両部共にソールドアウト。第1部ではツアーを通して演奏の腕を磨いてきた7人が巧みにフロアを煽りつつ、「WANTED!!」「少女飛行」などのPASSPO☆の人気ナンバーをバンドサウンドで届けていった。

アンコールを含めて全15曲をパフォーマンスし、多幸感に満ちた表情を見せた7人は第1部終演後に行われた記者会見で「アイドルご長寿委員会」を発足したことを報告した。これは「まだまだアイドルとして一線でがんばっていく」というPASSPO☆の意思表示で、今後彼女たちはほかのアイドルと共に業界を盛り上げるための企画を発表していく予定だ。

第2部の公演では2月発売のニューアルバム「Cinema Trip」の収録曲を中心に、過去の楽曲も織り交ぜたセットリストが展開された。すっかりおなじみとなったクルー（メンバー）の自己紹介ソング「7's Up」ではフロアが7色の誘導灯（ペンライト）の光で染め上げられ、「No.1 Boy」「HONEY DISH」の曲中には4月に誕生日を迎える安斉奈緒美と藤本有紀美のためにパッセンジャーがそれぞれの担当カラーの誘導灯を掲げて2人を祝福した。

ライブが終盤に突入すると7人は「NASA! ～なんであいつ好きなんだ、嗚呼～」「Cosmic You」「マイノリティー・ヒーロー」を投下し、フロアの熱気をさらに上昇させる。そして根岸愛作詞のキュートなラブソング「くちゃLOVE」、切ない恋心を歌った「Wish on a star」を届けたのち、代表曲「Pretty Lie」でライブ本編を締めくくった。

アンコールで再びステージに登場した彼女たちはニューアルバム収録の「フィルム」を披露。ここまでのツアーを振り返るように感情を込めて同曲を歌い上げた。続けて結婚する仲間を祝う女性同士の友情を描いた「バチェロレッテは終わらない」を歌唱した7人は、ラストナンバーに「無題」をチョイス。曲の終盤で拳を高く突き上げ、ツアーファイナルを大団円で終えた。

なおPASSPO☆は6月から新たな全国ツアー「青年も、大志を抱け！ツアー」を行うことを発表。ツアーファイナルは9月9日に行われる東京・日本青年館ホールでの単独公演となる。グループのオフィシャルファンクラブでは4月7日より、TwitterおよびLINE公式アカウントでは4月17日よりチケットの先行予約を受け付ける。一般販売は4月28日にスタート。