「彼氏いるのー？」「逆にどうなの」MAGiC BOYZ×ライムベリー競演でDisり合い

昨日8月2日、MAGiC BOYZとライムベリーがフリーライブイベント「MAGiC BOYZ『illson / 調子のってる↑』7inch発売記念“ライムベリー姐さんと初めての2MAN LIVE” Cashed by HMV」を開催した。

これはMAGiC BOYZの7inchアナログ「illson feat.NIPPS、オカモトレイジ（OKAMOTO'S） / 調子のってる↑」がリリースされたことを記念して、ゲストにマジボと同じ10代のラップユニットであるライムベリーを迎えたツーマン形式のイベント。先攻のライムベリーは「今日はMAGiC BOYZさんのリリースパーティということで、皆さんで協力していい時間にしましょう！」と観客の協力を仰ぎ、「放課後のマジシャン」「365」「HAPPYLUCKY」「MIRRORBALL」を披露。「ライムベリーのライブは皆さんと作るものです」という言葉通り、オーディエンスの手振りやジャンプ、コール＆レスポンスを積極的に煽って一体感のある雰囲気を作っていく。

MC MIRIの巧みなフリースタイルに続いて、和テイストなナンバー「韻果録」、そしてラストの「Fly High」へ。「Fly High」ではMC MIRIとMC MISAKIがフロアに降りて観客1人ひとりとハイタッチしながら歌い、「女の人が多くて、こんなカワイイ人たちとハイタッチできてとてもうれしいです！」と笑顔を見せた。

後攻のMAGiC BOYZは、ユウトとマヒロが欠席のため、フウト、トーマ、リュウトの3人でパフォーマンス。挨拶代わりの「マジボのテーマ」に続いて、2曲目は事務所の先輩グループ超特急の中のBボーイユニット・BAD BOYZへのDisソング「乗り換えステーション feat. 伊藤壮吾 a.k.a. 車掌さん」。さらにこのイベント名にも冠した新曲「illson」ではリュウトがフロアに恐る恐るダイブしたり、デビューシングルの表題曲「MAGiC SPELL～かけちゃうぞ！ぴっぴっぴっ～」では各メンバーがフロアを練り歩きながらラップしたりと、場内をマジボのカラーに染めていった。

その後、MAGiC BOYZとライムベリーによるコラボコーナーがスタート。2組がステージに並ぶと、リュウトが「てかさ、彼氏いるのー？」とライムベリーの2人に茶々を入れ、MC MISAKIは「私の彼氏はMIRIちゃん。だからいるよ。逆にどうなの？」と毅然とした態度で返す。これに対しリュウトは「彼女……いないよ！」一瞬考えつつ焦って否定。「ここにいるHOMiE（ファン）みんなが俺の彼女」と言うと、フウトとトーマから「何アイドルらしいこと言ってんだよ。マジボクビにするぞ！」とツッコまれ四面楚歌となる一幕もあった。

そんなやりとりを経て、ライブではライムベリーの「HAPPYLUCKY」とマジボの「調子のってる↑」を共演。「調子のってる↑」では曲中にマジボとライムベリーによるDis合戦も繰り広げられ、この日一番の盛り上がりでツーマンイベントの幕が降りた。

※記事初出時、本文およびセットリストに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。