よみがえる昭和流行歌、東京大衆歌謡楽団が日本コロムビアよりデビュー

東京大衆歌謡楽団のニューアルバム「街角の心」が本日6月17日にリリースされた。

東京大衆歌謡楽団は2009年4月に結成。高島孝太郎（Vo）、高島雄次郎（Accordion）に、今年3月よりメンバーの脱退に伴い加入した高島龍三郎（B）の3兄弟で活動している。昭和初期の流行歌を東京・浅草や上野などの街頭演奏や単独公演で披露し人気を集め、長嶋茂雄も彼らの演奏を聴き「音楽ということを越えて日本人誰もがもっている魂を感じました」と絶賛している。

日本コロムビアでのメジャーデビューアルバムにあたる「街角の心」には津村謙「上海帰りのリル」や藤山一郎「丘は花ざかり」、松平晃「急げ幌馬車」など1930～50年代に人気を博した16曲のカバーを収録。昔懐かしの楽曲を現代によみがえらせる彼らの演奏をぜひ体験してみよう。

また東京大衆歌謡楽団は本作の発売を記念した演奏会を10月4日に東京・星陵会館にて開催する。チケットぴあではこの公演のチケットを販売中。

長嶋茂雄 コメント

彼らを初めて見た時、音楽ということを越えて日本人誰もがもっている魂を感じました。
非常に強いインパクトを感じ、また曲を聴いたときも、懐かしくも楽しくもなり、
素直に日本人でよかったと思えた時間でした。 そんなふうに思えたのは、彼らが本物であると思えたからです。
最近、スポーツ以外でこんなに感動したことはありませんでした。

東京大衆歌謡楽団「街角の心」収録曲

01. 東京ラプソディ（オリジナル：藤山一郎）
02. 一杯のコーヒーから（オリジナル：霧島昇、ミス・コロムビア）
03. 青春のパラダイス（オリジナル：岡晴夫）
04. 長崎のザボン売り（オリジナル：小畑実）
05. 丘は花ざかり（オリジナル：藤山一郎）
06. 白い花の咲く頃（オリジナル：岡本敦郎）
07. 或る雨の午後（オリジナル：ディック・ミネ）
08. 緑の地平線（オリジナル：楠木繁夫）
09. 花の素顔（オリジナル：藤山一郎、安藤まり子）
10. 急げ幌馬車（オリジナル：松平晃）
11. 旅の夜風（オリジナル：霧島昇、ミス・コロムビア）
12. 何日君再来（ホーリーチンツァイライ）(オリジナル：周セン）
13. 上海帰りのリル（オリジナル：津村謙）
14. 浅草の唄（オリジナル：藤山一郎）
15. 夢淡き東京（オリジナル：藤山一郎）
16. 誰か故郷を想わざる（オリジナル：霧島昇）

東京大衆歌謡楽団演奏会～街角の心～

2015年10月4日（日）東京都 星陵会館
OPEN 13:30 / START 14:00

※動画は現在非公開です。