バンドにとって初の映画となる本作は、彼らが楽曲制作やライブのテーマとして掲げている「TOKYO FANTASY」を映像で表現したもの。全国アリーナツアー「炎と森のカーニバル -スターランド編-」のリハーサルの様子やメンバーのプライベートに迫ったドキュメンタリーパートと、アニメーションなどさまざまな映像を織り交ぜた内容になる予定だ。監督はSigur Rosやフェミ・クティらのビデオクリップを手がけるフランスの映像作家、ラファエル・フリードマンが務める。
今回のコラボはSEKAI NO OWARI側の「海外からの視点で自分たちをとらえてほしい」という思いと、日本のカルチャーシーンを牽引する彼らにラファエル・フリードマンが興味を持ったことから実現に至った。監督は「『TOKYO FANTASY』は今までのドキュメンタリーとは違い、SEKAI NO OWARIというバンドと彼らの音楽をさまざまなスタイルの映像を織り交ぜながら表現し、まるで夢を見ているようなファンタジーと現実が行き交う世界を描いた作品です。ヨーロッパ人である私から見た“SEKAI NO OWARIの物語”を映画に出来たらよいと思っています」と述べている。
明日4月12日から開幕するSEKAI NO OWARIの全国アリーナツアー「炎と森のカーニバル -スターランド編-」の会場では、映画の全国共通特別前売券をオリジナル缶バッジ付きで販売する。ツアーに足を運ぶファンはこちらもチェックしておこう。
SEKAI NO OWARIコメント
Nakajin
ラファエルはとてもフレンドリーで接しやすく、かつ僕らへの敬意も感じられて、とても楽しく撮影を進めています。フランス人と一緒に作る作品、楽しみにしていてください。
Saori
英語にはお疲れさまやよろしくお願いしますという言葉がないらしい。いつも「nice」や「glad」や「pleasure」という言葉を使って、ラファエルとの撮影が始まるのは、とっても素敵なことでした。
Fukase
ラファエル監督は日本語が喋れないので、英語で演技指導という非常にハードルの高いことに挑戦しています。
DJ LOVE
予定されているシーンだけでなく監督が思い付いたアイディアをその場で試していくのがとても面白いです。あと監督が少しずつ日本語の挨拶を覚えているのがとてもキュートですね。
ラファエル・フリードマンコメント
話をいただいたとき、とても嬉しく思いました。音楽と映像は世界中の人々の共通言語です。今までもたくさんの国のミュージシャンと仕事をしてきましたが、日本人アーティストははじめてです。SEKAI NO OWARIの音楽を聞いた時に、新しい映像作品ができる予感がして、興奮しました。この興奮は間違いなく、映画を通して観客の人々にも伝わると思っています。
東宝・東幸司プロデューサーコメント
SEKAI NO OWARIで映画を作るにあたり、誰もやったことのないことに挑まないと、映画をやる意味がないと思いました。そこで映画でしか起こりえない化学反応を期待して、敢えて彼らの活躍を知らない外国人監督にオファーし、かつドキュメンタリーだけでなく、ファンタジーとリアルを交互に見せるさまざまな映像で構成していくという難しいチャレンジに挑むことにしました。撮影は進んでいますが、今までに誰も見たことのないエンターテイメント作品が生まれると確信しています。期待してください!
■映画「TOKYO FANTASY」特報
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Fukase(SEKAINOOWARI) @fromsekaowa
ラファエル監督は日本語が話せないので、英語で演技指導されるというハードルの高いものに挑戦しています。RT @natalie_mu: セカオワ初映画はフランス人が描く「TOKYO FANTASY」 http://t.co/yV4ulXKLFL #sekainoowari