Crossfaith、念願のワールドツアー東京で終幕

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Crossfaithが12月8日に東京・TSUTAYA O-EASTにて「APOCALYZE WORLD TOUR 2013 : JAPAN FINAL SERIES」の最終公演を行った。

Crossfaith「APOCALYZE WORLD TOUR 2013 : JAPAN FINAL SERIES」東京・TSUTAYA O-EAST公演の様子。(Photo by kohi photography)

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Crossfaith「APOCALYZE WORLD TOUR 2013 : JAPAN FINAL SERIES」東京・TSUTAYA O-EAST公演の様子。(Photo by kohi photography)

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雪を降らせる演出で会場はドラマチックに彩られた。(Photo by kohi photography)

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Tatsuya Amano(Dr)(Photo by kohi photography)

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Crossfaith「APOCALYZE WORLD TOUR 2013 : JAPAN FINAL SERIES」東京・TSUTAYA O-EAST公演の様子。(Photo by kohi photography)

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彼らがニューアルバム「APOCALYZE」を携えて8月から開催している「APOCALYZE WORLD TOUR 2013」。今回彼らは初の全国ツアーおよび世界30カ国以上を回るワールドツアー、そして凱旋公演となる東名阪ツアーを実施した。

ゲストバンドとしてこの日まずステージに登場したのはcoldrain。彼らは「To Be Alive」「No Escape」と立て続けにアップテンポなナンバーをプレイし会場の熱を上げていく。Masato(Vo)は「Crossfaithとは何度も今まで対バンしてきたけど、今日ほどアイツらの前にライブができることを光栄に思う日はありません」と語り、加えて「俺らも世界に行って帰ってくるからさ」と自身の海外進出への意欲もあらわにした。バンドは「The War is On」でひときわ美しいメロディを響かせると、さらに「Voiceless」「Die tomorrow」「The Revelation」を畳みかけ、会場を熱気で満たしてライブを終えた。

そしていよいよCrossfaithのパフォーマンスへ。ステージ前方に張られた幕が落ちるとともに、彼らは1曲目「We Are The Future」をドロップ。すると次第にモッシュ、ダイブ、ヘッドバンギング、ハンドクラップが巻き起こり、場内のボルテージは一気に最高潮に。Kenta Koie(Vo)の「O-EAST、始めようぜ!」の言葉から「Hounds Of The Apocalypse」へとなだれ込むと、「Jagerbomb」ではKazuki Takemura(G)とHiroki Ikegawa(B)がステージ上を動き回り、Terufumi Tamano(Program, Vision)がフロアにダイブ。フロア中央付近で観客同士がぶつかり合う激しいウォールオブデスが発生した「Countdown To Hell」、浮遊感のある電子音が印象的なナンバー「Counting Stars」と彼らの熱演は続く。

「まだまだ盛り上がれるやつ、遊び足りないやつ、声を聴かせてくれ」とのKentaの言葉から始まったのは「OMEN」。バンドはハンドクラップとシンガロングで煽り、オーディエンスを踊らせていく。間奏では座らせた観客を一斉にジャンプさせ会場の一体感と熱気を生み出す。さらにバンドは妖艶なイントロが印象的な「Scarlett」ではミラーボールを回し雪を降らせる演出で会場をドラマチックに彩っていった。

終盤、Kentaが「海外ツアーをすること、そしてこうやって日本をツアーすることは俺たちの長い間のずっと夢で」「この『APOCALYZE WORLD TOUR』っていうのは俺がバンドという道を選んでから一番大きいことで、一番かけがえのない瞬間になると信じてます」とツアーを振り返る。続けて「今ここにいるおまえらが、もし俺たちと俺たちの音楽に共感してくれてるんやったら、これから先もこの夢の続きを見させてください。ありがとう」とファンに感謝を伝えた。そして披露されたラストナンバー「Burning White」ではオーディエンスからこの日最大のシンガロングが巻き起こる。興奮を加速させるようなKentaのスクリームとKazukiのギターソロが響き渡り、HirokiとTatsuya Amano(Dr)は重厚なビートを刻む。最後にはフロアに再びウォールオブデスが発生し会場は熱狂の渦に。その余韻を残したまま5人はステージを後にした。

アンコールの声を受けて最初にステージに現れたTatsuyaは手数の多い迫力あるドラムソロを披露し、オーディエンスの大歓声と拍手を浴びる。その後再びステージに揃った5人は「Monolith」をプレイ。フロアのいたるところにサークルモッシュ、ヘッドバンギングが巻き起こり、会場はさらなる熱気に包まれる。「Eclipse」ではストロボとレーザー、ミラーボールの演出を加え、バンドは再びオーディエンスを踊らせた。「おまえらにとっても最後の曲やし、俺らにとっても最後の1曲」とのKentaが話すと会場は真っ暗に。「1、2、3、4」の合図で重厚な「Leviathan」が鳴り始める。天井まで届くほどのスモーク、大量の紙ふぶきとともにライブはフィニッシュ。興奮冷めやらない観客を前に、5人は深々とお辞儀をし、約3カ月におよぶ「APOCALYZE WORLD TOUR」を締めくくった。

なお彼らは年明け2月からイギリスのライブツアー「KERRANG! TOUR 2014」に参加。6月にはイギリスのロックフェス「DOWNLOAD FESTIVAL」、フランスの音楽フェスティバル「Hellfest Open Air Festival 2014」に出演する。今後の彼らの世界的な活躍も楽しみにしておこう。

Crossfaith「APOCALYZE WORLD TOUR 2013 : JAPAN FINAL SERIES」
2013年12月8日 東京都 TSUTAYA O-EAST セットリスト

01. We Are The Future
02. Hounds Of The Apocalypse
03. Jagerbomb
04. Snake Code (Caribbean Death Roulette)
05. Countdown To Hell
06. Counting Stars
07. OMEN
08. Scarlett
09. Burning White
<アンコール>
10. ドラムソロ
11. Monolith D'n'B Remix
12. Monolith
13. Eclipse
14. Leviathan

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