のっちはゲームがしたい! 第13回(後編) [バックナンバー]
初めての「東京ゲームショウ」はどうだった?ファミ通編集長&TGS事務局長と感想を語り合いました
ゲームショウもPerfumeも、コロナ禍に「何もできなかった」わけじゃなかった
2022年12月16日 20:00 87
インディーゲームって言葉はそのうちなくなるかもしれないですね
のっち 今日行かなかったところだと、途中で通りがかった「PUBG」のブースがカッコよくて印象に残ってます。
田辺 ああー。
のっち 透明なボックスの中に1人ずつ入って、ヘッドフォンを付けて対戦してて楽しそうでした(笑)。あとはPC周辺機器とかを展示してるブースも気になりましたね。
嵯峨 本当はゲーミングチェアの座り比べとかもしていただけたらよかったんですけどね。
のっち あー! 座ってみたい! 確かにゲーミングチェアって、試せるお店もあるけど……。
嵯峨 各店舗を回ったりがなかなかできないときに、こういう機会に各社が出している椅子に実際に座って比べるのはいいと思いますよ。
田辺 ゲーミングチェアって、「私はこれだな」っていう好みは、けっこう人によって差がありますからね。
のっち 私は動画で人が説明しているのを観て「これがいいかな」って選びがちだから、実際に座りながら選べるのはメチャクチャいいなあ……。
嵯峨 あと時間がなくて立ち寄れなかったんですけど、物販ブースにも行けたらよかったですね。お買い物もTGSの楽しみの1つではあるので。
のっち ああ、そうだそうだ! 会場マップを見たら物販ブースがめちゃくちゃ広くとってありましたね。
嵯峨 行くとついつい買っちゃうんですよ。お財布のひもが緩くなる、イベントならでは感覚になります。
田辺 会場のテンションがそうさせちゃいますよね。
のっち へえー! 行ってみたい! いっぱい買っちゃいそうだな。
田辺 ほかに今日行けなかったところでいうと、インディーゲームコーナーも面白いです。TGSは皆さんが知っているような世界的に有名なタイトルだけでなく、まだゲーム事業を始めたばかりの会社が作ったタイトルや、個人で作っているタイトルなども世界中から集っているんですよ。そして、そういうブースは開発者がすぐ近くにいるんです。だから「これってどうなってるんですか?」みたいな話を直接聞きながら遊ぶことができて。
のっち へえええ! 面白い。
嵯峨 そこから世界的なヒット作が生まれる可能性もありますしね。
田辺 多種多様なジャンルのゲームがあって、普段あんまり触れないようなゲームでも遊べるので、もしこのあとお時間があればぜひ行ってみてください。
のっち 試遊もできるんですね。インディーゲームコーナーに出展している人は、皆さん「TGSに参加したいです」って応募するんですか?
田辺 お金を払って出展するパターンもありますし、選考出展と言って、500社以上の応募の中から審査委員会がいいなと思った78社が無料で出展できるというパターンもあります。さらにその中からさらに選ばれたトップ8が明日(※9月16日)プレゼンテーションをして、審査員がインディーの今年の「センス・オブ・ワンダー ナイト2022(SOWN2022)」の“Audience Award GP”を決めるんです。賞金は3000ドルなんですけど、今は円安だから例年よりも若干おいしいですね(笑)。
のっち やっぱり話題になったら遊んでみたくなりますよね。
田辺 インディーゲームって重要なんです。今年の選考出展はソニーさんや任天堂さんなどがスポンサーとして協賛してるんですけど、彼らにしてみたら、優秀な面白いゲームがあれば自分たちのプラットフォームで開発してほしいんですよ。「プレステで出してください」「Switchで出してください」って。
のっち はあー、なるほど。
田辺 最近はマルチプラットフォームのタイトルも多いですけど、とはいえプレステが主となるプラットフォームになれば、ゲームがヒットしたときにプレステも盛り上がりますから。
嵯峨 大手メーカーが作るゲームって世界中に売らないと採算が取れないくらい制作費がかかるから、新作タイトルの数はだんだん減ってるんですよね。でも一方でインディーは小規模でフットワーク軽く作っているので、短期間にいろんな種類のゲームを発表できるんです。ソニーさんや任天堂さん、マイクロソフトさんは、そういう人たちにいろんなゲームを作ってほしいから、インディーを支援してそこから生まれるものに期待している。そんな背景があるんです。
のっち 私は実況を観てそのゲームをやりたくなることが多いので、それがインディーゲームだと気付かずに遊んでることもよくあるんです。今はインディーゲームであっても動画をきっかけに流行ったりしてそうですよね。
嵯峨 「有吉ぃぃeeeee!」みたいなテレビ番組でもインディーゲームを扱ってますしね。でも最近はインディーゲームへの期待が高まりすぎて、インディーメーカーが結局お金と時間をたっぷりかけた大作を作ってるみたいな状況も起きてるので、難しいところだなと。ただ、そのうちインディーって言葉はなくなるかもしれないですね。
田辺 ユーザーは全然気にしてないですしね。インディーかどうかって。
嵯峨 昔は海外メーカーのゲームを「洋ゲー」って言ってたじゃないですか。
のっち 洋ゲー! 聞いたことある!
嵯峨 でも今は言わない。当たり前のようにみんなが海外ゲームをプレイしてるから。これからはインディーも当たり前な存在になって、そういう呼び方自体がなくなっていくのかもしれません。
コロナ禍を振り返るとPerfumeも、ただ「何もできなかった」わけじゃなかった
のっち 嵯峨さんは雑誌編集の立場で毎年TGSに来てると思うんですけど、ブースを見て「このタイトルを推そう」って決めることもあるんですか?
嵯峨 実際に遊んでみて面白かったかどうかはもちろん判断材料です。「面白かったから取材を申し込んでみよう」とか。あと、ゲームショウは各社さんが今後推していくタイトルが一堂に会している場所だから、「今後どのタイトルが特にプッシュされるのかな」というのはブース内のコーナーの大きさからわかったりするので、そういうのも参考にしてます。
のっち 「意外と盲点だった」っていうタイトルもあるんですか? 事前に全然気にしていなかったのに、始まってみたら「このゲームがめっちゃ盛り上がっているぞ」みたいな。
嵯峨 海外のタイトルまでいくと、情報が入ってきていなくて把握できないこともあるので、「こんな個性的なタイトルだったんだ……!」と気付かされたりはありますね。ネットで自分から情報を取りに行くときは知れる範囲が狭いんですけど、TGSだと会場を歩いていたらなんとなく目に入ってくる情報がいっぱいあるから、興味を惹かれて発見につながることは多いです。それはネットでの情報収集とは違う、イベントならではのいいところだと思います。
のっち やたら人だかりができてて「なんだろう?」ってところ、今日もありましたよね。
嵯峨 例えばTHQ Nordicさんのブースに設置されてたプロレスのリング(※翌16日から18日まで実際にプロレスラーによるエキシビジョンマッチが行われた)もそうですけど、面白そうだなと思って観に行くと、自然とほかのタイトルも目に入ってくるんですよ。だから各社、視線を集めるために工夫をこらして、大きな石像を置いてみたりコンパニオンさんが奇抜な格好をしてみたりするんです(笑)。そういうのを見ているだけでも面白いですね。
田辺 情報だけならいつでも手に入るんです。検索したりSNSを使ったりすれば知りたいことは知れる。TGSもこのコロナ禍で過去2年はオンライン開催だったんですけど、でもやっぱりエンタテインメントという業種において「実際に体験できること」はすごく重要なんですよね。来場者側だけでなく出展する側も同じで、ただ最新情報を告知するだけならWebでいいんですけど、やっぱり自分たちが開発したゲームの来場者の反応を見たいんです。こういう場でなければ、プレイヤーがどういう反応をするのかを、開発者が生で見ることはなかなかできないので。来場者にとっても出展者にとっても、体験できるというのはゲームショウの醍醐味ですし、どれだけ情報化が進んでもリアルイベントの存在価値はなくならないだろうなと思いますね。
のっち 確かに。
田辺 今年は海外から来る方々がすごく多くて、初めて「海外サポート窓口」を作ったんですよ。コロナ前はアメリカやイギリスから日本に移動するときにビザは必要なかったけど、今はすべての国・地域から日本に入るときにビザが必要なので、その面倒な申請をサポートするための。
のっち へえー! すごい!
田辺 海外からもたくさんの方に来場してほしいなという思いがあったので。「東京ゲームショウ」は名前に「東京」と入っていますが、国内だけに目を向けているわけではなく、日本でゲームの仕事をしようと考えている外国の出展者にとっての、ビジネスのハブになることを目指しているんです。だからリアルな場は必要だなと感じていたんですよね。ここ2年オンラインで開催してみて、まあできたはできたんですが、やっぱり今回3年ぶりに集まって会うことができたら本当にうれしかった。人数制限をしているのでまだ完全版とは言えないんですけど、コロナ禍になってずっと念願だったことが今年ようやく具現化できてよかったです。
のっち Perfumeも、コロナ禍でライブができなかった時期にオンラインフェスをやったんですけど、今振り返ると、ただ「あの期間は何もできなかった」わけじゃなくて、「あの期間に培ったものを自分で吸収してよりパワーアップすることができた」という気がするんですよね。同じ時間を積み重ねたファンのみんなの気持ちを改めて感じられたこともそうだし。あと、オンラインでの活動に対してすごく寛容になったとか……。
田辺 ああ、それはわかります(笑)。
嵯峨 2年間のオンライン開催で培ったスキルや経験が生かされているのが今回のオフライン開催なんだと思います。
のっち だから、やることが増えましたね(笑)。
嵯峨 そうそう、それは確実にそうです(笑)。
田辺 増えましたねえ。「これやれるよね?」ってことがいっぱい(笑)。
のっち うん。この3年間で、みんなの中でいろんなことの楽しみ方が変わってきたのも感じるし。
嵯峨 ユーザーが楽しめる選択肢が広がったのは、いいことだなと思いますよね。
あれ? よく見ると田辺さんの胸元に……
のっち 今日初めて来るまでは「東京ゲームショウ」って、「本当のゲームファンじゃなきゃ行っちゃダメ」みたいなハードルの高いものなんじゃないかと思ってて(笑)。
嵯峨 なるほど(笑)。まあ確かに、そう思っている人はいますよね……。
のっち だから憧れの場ではあったんですけど、実際にお客さんとして来てみたら、もっと気軽な感じの場所でした。ゲームソフトの最新情報を知れるだけじゃなくて、ゲーム界隈というか、周りでゲームを盛り上げようとしている人たちの熱を感じられたのがすごく新鮮で。……でもやっぱちょっとハードルは高いかな。今日みたいに、ゲームに詳しい人に連れて行ってもらいたい(笑)。
嵯峨 「ゲームに詳しい先輩が連れて行ってくれる」っていう体験ツアーのプランがあるといいですよね(笑)。
田辺 いや、これから作ればいいんですよ。のっちさんのために(笑)。
のっち 好きなタイトルがあればそこのブースに一直線できるけど、漠然と「なんか新しい情報が知りたい」と思って来たときは、「これが話題になりそうだよ」とか「ここを押さえておけばゲームショウをバッチリ楽しめるよ」みたいなのがわからないので。やっぱり配信番組で予習したりするのが重要なのかな?
田辺 今のっちさんがおっしゃっていたように、多くの人は自分の好きなタイトルのブースを目当てに会場に来るんです。新作を試遊したいとか、ゲームのノベルティをもらいたいとか。でもこういう複合イベントって、偶然の出会いがあるのがいいところで。目当てのブースに向かう途中でも、今まで自分が知らなかったゲームと出会えたり、気付きを与えられたりする機会がたくさんあるんです。だからコアなゲーマーの方はもちろん、ライトなユーザーの方にもぜひ来ていただければと思っています。
嵯峨 敷居の高さについては我々も、もうちょっと下げないといけないなと感じてるんですけど……。
田辺 そんなに高いかなあ?(笑)
嵯峨 別に「ここは押さえておかなきゃダメ」みたいなことは考えなくていいんですよ。さっきディズニーランドに例えたんですけど、本当にテーマパークみたいな場所で、試遊しなくても楽しめます。せっかくだから1個くらいは遊んでほしいですけど、とりあえず会場内をうろうろしていれば、何かしら面白いオブジェや面白げなステージイベントが目に入るので。歩くだけで楽しいので、デートとかで来てもらってもいいと思うんですよ。
のっち あー!(笑) 確かに歩いてるだけで楽しいです。フードコートのごはんもおいしそうでした。
嵯峨 そうそう。で、最後は海浜幕張のアウトレットモールで買い物をしていただいて(笑)。TGS参加者で、あそこで服を調達する人、けっこういるんですよ。「幕張に遊びに来たからゲームショウにも行くぞ」みたいな感じで、気軽に足を運んでくれたらいいですね。
のっち そういう楽しみ方はいいなあ……。今日は1日、いろんなところに連れて行ってもらって楽しかったです。どうもありがとうございました!
ナタリー編集部 ちなみにのっちさん、お気付きでしたでしょうか……? 田辺さんの胸元に今日1日あったものを……。
のっち (田辺さんのスタッフパスケースに
田辺 ネタを仕込んできたんですよ、いつ気付くかなと思って(笑)。
のっち まったく気付かなかったです!(笑) うっれしい!
田辺 2013年くらいから会員なんです。だから今日、実はすごく緊張していて。普段よりだいぶ大人しかったと思います(笑)。
のっちさんの取材後記
こんにちは、ねてもさめてもポケモン実況見てます。のっちです。
まじでいつも見ているゲーム実況者、配信者のほぼ全員がポケモン始めちゃったので、もうずっと見てます。ねてもさめてもです。
ポケモンシリーズ最新作「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」が11月にリリースされました。
で、私はバイオレットをエンディングまでクリアしました!
わたし1988年生まれの、小学校の帰り道で「ポケモン言えるかな?」を合唱してたガチガチポケモン世代なんですが、初代の「ポケットモンスター緑」と「ポケモンGO」を本気で遊んで、あとは全部は見てないけどたまにアニメとか映画とかゲーム実況見るくらいで、ポケモンは大好きなんだけど、きっと長い歴史の20年分くらいはゴソっと抜けてるんですよね。
そんな人間がどうしても今回のポケモンをやりたくなった理由は、、最初のポケモンを選ぶ、をしたかったからです!!!
冒頭シーンで、旅を共にするパートナーのポケモンを3匹の中から選ぶんですけど、今回特に話題になってた「ニャオハ」っちゅう緑色の猫の見た目のポケモンが、とにかくあざと可愛くて。
わたし絶対ニャオハと旅する!!!と決めてました。
始まって約15分。
3匹からパートナーを選ぶ局面を迎えます。
そして、気づいた時には赤いワニの「ホゲータ」を選んでました。 ?
選ぶ前に3匹とちょっとだけ散歩するんですけど、歩いたり困ったり喜んだりする仕草を見てたら、ホゲータのホゲ~と大きく口を開ける笑顔が可愛くて、この笑顔守りたい…と思っちゃったんですよね。
ああああホゲち可愛いよおおお!
今回のポケモンはオープンワールド。3つのストーリーラインを同時に進められて、かつ好きな順番で回れる、超自由な作りです。
実況見てたら、攻略の仕方によってシーンやセリフが増えたり減ったり。変化してるようでした。
お子さんでもクリアできる作りだったし、大人は、自分の好きなように勝手にルールをもうけたり、強いポケモンを育て上げたり。
ひとりひとりに違う楽しみ方を見つけさせてくれる懐深さが、ポケモンの人気の秘訣なんだなあと思いました。
わたしはとにかくレベルを上げて強い状態で圧倒的に勝つのと、ストーリーを追うが好きなので、強いポケモンと共にとにかくストーリーを進めました。
ストーリー、、めちゃめちゃ良かったです。
伝説ポケモンの「ミライドン」のことが大好きになったし、ビワちゃんが強くて弱くて優しくてカッコよくて本当いい女で大好きだし、チリちゃんのモンスターボールの投げ方がキザでカッコよくて見る度拍手しちゃうし、ペパーはまじForever friend……。
そして私は今作のライバルキャラ、ネモちゃんについて考える。
ネモちゃんは生徒会長でチャンピオン。とにかくポケモンバトルが好きな戦闘狂。バトルジャンキー。私に負けても悔しがるどころか本気で勝負できることに喜ぶ。勝負への誘いの押しが強すぎてちょと苦手でした。
でも、先生や大人に注意されたら「そうだった!」と引き時はわかってる。
そういえば大人といつも一緒にいるんですよねネモちゃん。
なんかその感じ見てて、入学して大人に会うまでは自分の強さとバトル欲を制御せずにガンガン人に真正面から向かっていって、悲しい寂しい思いをしたり、疑問に思うことが沢山あっただろうなとか思ったり。
"勝者の孤独"って言葉が浮かぶんすよ。
その境地を知ってるからこそ、強くなっていく私、いつかネモちゃんを越えるであろう私に、勝者の孤独を感じさせない振舞いができてるんかなあとか。
生い立ちとか、たまに吐露する言葉からそんな風に思うようになったんですけど。
でもマジヤバの可能性も全然秘めてるところがまた惹かれるよね。笑笑
エンディング後もまだまだやれること沢山あるのでポケモンライフ続きそうです。
さて!
今回は、初東京ゲームショウでした!
嵯峨さん田辺さんの最強タッグに、開催中のお忙しい中案内していただき、感謝感謝ですm(__)m
楽しかったなあ~!!!!
「1日じゃ全部はまわれない」の噂は本当だった……!
時間があれば物販コーナーも行くつもりだったけど、全然無かった!
ので狙ってたグッズは後日オンラインでゲットしました笑
ビジネスデイにお邪魔しましたが、仕事関係の方が展示を見る日、ではなくて本当に商談の場を設けて、ビジネスマッチングが行われていたとは!
海外からの参加者も沢山いらっしゃって、ゲームの業界の発展の場のひとつでした。
ゲームを愛する人達の熱量を肌で感じた1日でした。
嵯峨さん田辺さん、本当にありがとうございました!!
それでは皆さま、2022年もありがとうございました!
年末年始はあったかくしてゲームしながら、たまには音楽番組も観てね。
良いお年を~!!!
次回予告
取材時間内では回りきれなかった場所もまだまだありましたが、初めてのTGSをたっぷり堪能して満足した様子ののっちさん。次回は約2年半ぶりに"特別編"として皆さんに近況をお伝えする予定です。どんな内容になるのかお楽しみに。
Perfume最新情報
2021年8月に神奈川・ぴあアリーナMMで行われたワンマンライブ「Perfume LIVE 2021 [polygon wave]」の模様を収録したBlu-ray / DVDを12月24日にリリース。12月31日には15年連続15回目となる「第73回NHK紅白歌合戦」に出場します。
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