谷崎潤一郎の小説が原案「JOTARO」予告解禁、芳村宗治郎主演でゆがんだ欲望を描く

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谷崎潤一郎の小説「饒太郎」を原案とした映画「JOTARO」の本予告、ポスタービジュアル、ストーリー、場面カット10点が解禁され、あわせてキャストの芳村宗治郎山﨑翠佳、監督の山嵜晋平からコメントが到着した。

映画「JOTARO」ポスタービジュアル

映画「JOTARO」ポスタービジュアル [高画質で見る]

本作は、谷崎の生誕140年を記念した企画「TANIZAKI Reimagined」の一環として公開される長編2作品のうちの1本。性嗜好に偏りを抱える青年と1人の女性の出会いを通して、人間の内面に潜むゆがんだ欲望を描く。

物語の主人公は、文芸賞を受賞し華々しくデビューした小説家・泉饒太郎。しかし成功は長く続かず、執筆を条件に編集者・松村英司から金を借りては、堕落した日々を送っていた。写真家・貴島蘭子に執着され、流されるままに彼女の家に身を寄せ関係を重ねるが、ゆがんだ欲望は満たされることがない。そんな折、松村から取材対象として紹介されたのが、かつてパパ活で3000万円をだまし取り“美しき犯罪者”と呼ばれた女・海原杏奈だった。饒太郎は彼女の奥に潜む異様さに強く惹かれ、杏奈こそが自分の欲望を満たしてくれるのではないかと感じ始める。芳村が饒太郎、山﨑が杏奈を演じ、貴島役で行平あい佳、松村役で平野宏周、さらに渡邉多緒白石優愛がキャストに名を連ねた。

映画「JOTARO」場面写真

映画「JOTARO」場面写真 [高画質で見る]

映画「JOTARO」場面写真

映画「JOTARO」場面写真 [高画質で見る]

YouTubeで解禁された本予告は、執筆に行き詰まる饒太郎の姿から始まり、「俺の好奇心を挑発するような子はいないかな?」と漏らすシーンなどが映し出される。従順な杏奈を「猫を被るのは止めませんか? 君、悪人でしょ?」と挑発する饒太郎。次第に2人の関係はエスカレートしていき、杏奈の奥に潜んでいた本性も姿を現していく。

あわせて公開されたポスタービジュアルには、首輪を付けた饒太郎とリードを手にした杏奈の姿が捉えられ、「僕の欲望を満たしてくれ──」というコピーが添えられた。

映画「JOTARO」場面写真

映画「JOTARO」場面写真 [高画質で見る]

芳村は「この作品は精神をすり減らして演じたものです。観客の皆様には何が何だかわからないかもしれないし、すごく納得してくれるかもしれないし、感想は人それぞれ出てくるかと思います。でもスクリーンの中でしっかりいろいろなことをしているので、観ていて飽きないはずです」とコメント。山﨑は「この作品に映るのは、愛とも、欲望に翻弄される人間の姿とも、あるいは、エゴの果てにある破滅とも捉えられるかもしれません」とつづった。

また山嵜は「人は、自分を変えてくれる誰か、自分を揺さぶってくれる何かを求めることがあります。主人公もまた、停滞から逃れるように他者へと手を伸ばし、より強い刺激へとのめり込んでいきます。けれどその希求は、やがて関係性を歪ませ、本人すら想像しなかった場所へと向かわせてしまう」と伝えている。3人のコメント全文は以下に掲載した。

「JOTARO」は5月15日より東京・シネマート新宿、池袋シネマ・ロサほかで上映。三河悠冴が主演を務めた「お艶殺し」は5月29日に公開される。

映画「JOTARO」予告編

芳村宗治郎 コメント

やっとコメントができるようになり嬉しいです。
この作品は精神をすり減らして演じたものです。
観客の皆様には何が何だかわからないかもしれないし、すごく納得してくれるかもしれないし、感想は人それぞれ出てくるかと思います。でもスクリーンの中でしっかりいろいろなことをしているので、観ていて飽きないはずです。
饒太郎は水のような存在で、流されるまま変化する存在であり、一旦、流れる方向が決まれば、勢いはどんどん増していきます。そんな人間です。
周りを巻き込んでどんな結末に辿り着くのか、目撃して頂ければ嬉しいです。

山﨑翠佳 コメント

山嵜監督にリハーサルの時にいただいたお言葉が、とても印象に残っています。それは、「作品や役に答えは出せるものではない」というものでした。この作品に映るのは、愛とも、欲望に翻弄される人間の姿とも、あるいは、エゴの果てにある破滅とも捉えられるかもしれません。
撮影当時のメモに、こんな言葉を残していました。「生きるために選んだことなのに、それが自分を壊していくこともある。でも、その痛みでしか、生きていると感じられない瞬間があるのかもしれない。そのように、矛盾を抱えて生きるのが、人間なのかもしれない。」この感覚はきっと、多くの方の中にあるものだと思います。決して遠い世界の話ではない。そう感じられたことが、杏奈という役と向き合う糸口になりました。
きっと、観てくださる皆様それぞれが、違う世界を観て、何かを感じ取っていただけると思います。
「JOTARO」の世界を、ぜひ劇場で体感してください!!

山嵜晋平(監督)コメント

谷崎潤一郎の「饒太郎」を原案に、創作のために刺激を求め続ける男の物語として、本作を現代に再構築しました。
人は、自分を変えてくれる誰か、自分を揺さぶってくれる何かを求めることがあります。主人公もまた、停滞から逃れるように他者へと手を伸ばし、より強い刺激へとのめり込んでいきます。けれどその希求は、やがて関係性を歪ませ、本人すら想像しなかった場所へと向かわせてしまう。
芳村宗治郎さんは、その危うさと切実さを身体ごと引き受け、見事に表現してくださいました。山﨑翠佳さん、行平あい佳さんの存在が加わったことで、物語はさらに予測不能な広がりを見せています。
この先に何が待っているのか、ぜひ劇場で見届けていただけたら嬉しいです。

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©2026「JOTARO」パートナーズ ©2026「お艶殺し」パートナーズ

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^._.^チワたんたんノ @chiwatantan

わー!!!!
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