市川染五郎らが映画「木挽町のあだ討ち」を推薦、松本幸四郎は「胸が熱くなりました」

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明日2月27日に封切られる映画「木挽町のあだ討ち」の物語世界を象徴する12種のビジュアルが解禁。本作を一足先に鑑賞した市川染五郎松本幸四郎市川九團次尾上右近ら歌舞伎俳優からの推薦コメントも到着した。

「木挽町のあだ討ち」世界観ビジュアル(全12種)

「木挽町のあだ討ち」世界観ビジュアル(全12種)

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永井紗耶子の同名小説を原作にした本作は、美しい若衆・伊納菊之助がある雪の晩、木挽町にある芝居小屋・森田座のすぐそばで父の仇討ちを成し遂げたことから始まるミステリー。1年半後、菊之助の縁者と名乗る侍・加瀬総一郎が芝居小屋を訪れ、仇討ちの裏に隠された秘密に迫っていく。柄本佑が主人公の総一郎を演じ、「大停電の夜に」の源孝志が監督・脚本を担った。

「木挽町のあだ討ち」世界観ビジュアル

「木挽町のあだ討ち」世界観ビジュアル [高画質で見る]

ビジュアルには椿の花に重なる総一郎がまっすぐにこちらを見つめる様子をはじめ、森田座を束ねる篠田金治(渡辺謙)、赤い振袖をまとう菊之助(長尾謙杜)、物語の鍵を握る作兵衛(北村一輝)の姿も。さらに、仇討ちを果たそうとする菊之助と作兵衛を上空から捉えた1枚、仇討ちを見物する人々の和傘が重なり合う様子、木戸芸者の一八(瀬戸康史)が客を呼び込む賑わい、歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」で四十七士が花道を進む場面などが捉えられている。

「木挽町のあだ討ち」世界観ビジュアル

「木挽町のあだ討ち」世界観ビジュアル [高画質で見る]

「木挽町のあだ討ち」世界観ビジュアル

「木挽町のあだ討ち」世界観ビジュアル [高画質で見る]

「木挽町のあだ討ち」は2025年4月に新作歌舞伎としても上演された。そこで菊之助を演じていた染五郎は、映画を「圧倒的な映像美、あだ討ちの真相を追体験していく没入感、そして芝居人の情熱と温かさ。原作、歌舞伎版をご覧になった方も、もちろんそうでない方でも楽しめる、日本人だから作れるエンターテイメントです」と推薦。歌舞伎で金治役を担った幸四郎も「“木挽町で働く私”にとっても特別なひとときを味わうことができました。是非とも多くの人々と感動という強い絆で繋がりたく願っています」と感想をつづる。

「木挽町のあだ討ち」世界観ビジュアル

「木挽町のあだ討ち」世界観ビジュアル [高画質で見る]

「木挽町のあだ討ち」世界観ビジュアル

「木挽町のあだ討ち」世界観ビジュアル [高画質で見る]

九團次は「歌舞伎を取り込んだ新しい時代劇が生まれましたね。歌舞伎の風情、楽屋裏の出来事いずれも興味深かった。物語の各所にありえないほどの大胆な趣向をおりまぜ、いったいどうなってるのか? 最後の最後までハラハラで、目が離せません」とコメント。また、右近は「芝居者ならではの温もりに胸を掴まれました。人が人を演じるということ。その『嘘』が、いつの間にかどうしようもなく真(まこと)になっていく瞬間。映画として完全にやられました」と称賛の言葉を寄せている。

コメントの全文は以下の通り。

市川染五郎 コメント

圧倒的な映像美、あだ討ちの真相を追体験していく没入感、そして芝居人の情熱と温かさ。原作、歌舞伎版をご覧になった方も、もちろんそうでない方でも楽しめる、日本人だから作れるエンターテイメントです。

松本幸四郎 コメント

永井紗耶子さんの強く江戸を感じる、人と人との強く熱い絆が描かれた「木挽町のあだ討ち」がこれほどまでに温かく、サスペンスな刺激で具現化された映画「木挽町のあだ討ち」に胸が熱くなりました。“木挽町で働く私”にとっても特別なひとときを味わうことができました。是非とも多くの人々と感動という強い絆で繋がりたく願っています。

市川九團次 コメント

いい俳優陣が揃い何が起こるのか、いい意味で裏切られましたねー。謎謎謎が最後には感動秘話に!! 歌舞伎を取り込んだ新しい時代劇が生まれましたね。歌舞伎の風情、楽屋裏の出来事いずれも興味深かった。物語の各所にありえないほどの大胆な趣向をおりまぜ、いったいどうなってるのか? 最後の最後までハラハラで、目が離せません。謎が謎を生む新感覚ミステリー仇討ち物語が完成しました。

尾上右近 コメント

映画「木挽町のあだ討ち」を拝見して、芝居者ならではの温もりに胸を掴まれました。
人が人を演じるということ。
その「嘘」が、いつの間にかどうしようもなく真(まこと)になっていく瞬間。

映画として完全にやられました。
「あの役も、この役もやってみたい」
そんな欲が、次々に湧き上がってくる。
そして同時に、「これ、歌舞伎でやりたい……いや、もう染五郎さんがやっているじゃないか」と、悔しさが込み上げる。
でもそれは、苦しい悔しさではなく、たまらなく幸せな悔しさでした。

改めて思い出しました。
自分が歌舞伎を好きでいる理由のひとつは、作品そのものだけでなく、そこに関わる“人の温もり”に強く惹かれているからなのだと。

千穐萬歳大々叶。
この作品に、そして舞台芸術に、ことだまを捧げたい。
エンターテインメントよ、歌舞伎よ、日本よ──
さらに、さらに盛り上がってほしいと、心から願っています。

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©︎2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会 ©︎2023 永井紗耶子/新潮社

映画「木挽町のあだ討ち」本予告

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