4つの時代、4人の少女…北ドイツの農場を不安が覆う怪奇譚「落下音」予告編

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第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員賞を受賞した映画「落下音」の予告編と新場面写真が解禁された。

「落下音」新場面写真。1910年代を生きるアルマ

「落下音」新場面写真。1910年代を生きるアルマ

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本作は4つの異なる時代を生きる4人の少女たちが、北ドイツの農場でそれぞれ体験する不可解な出来事を描いた怪奇譚。1910年代のアルマは、自分と同じ名を持つ幼くして死んだ少女の気配を感じ取る。1940年代の戦争の傷跡が残る中、エリカは片脚を失った叔父への抑えきれない欲望に気付く。1980年代のアンゲリカは、常に肌にまとわりつく“何か”の視線に怯えていた。そして現代に生きるレンカは家族との移住後、自らの存在が消えてしまいそうな孤独感に侵されていく。100年の時を経て響き合う彼女たちの不安が、同じ土地を静かに覆い尽くす。

監督を務めたのはマーシャ・シリンスキ。キャストにはハンナ・ヘクトレア・ドリンダレーナ・ウルツェンドフスキーレーニ・ガイゼラーが名を連ねた。

「落下音」新場面写真。1940年代を生きるエリカ

「落下音」新場面写真。1940年代を生きるエリカ [高画質で見る]

「落下音」新場面写真。1980年代を生きるアンゲリカ

「落下音」新場面写真。1980年代を生きるアンゲリカ [高画質で見る]

予告編は、アルマの「生きているか 死んでいるか どこでわかるの?」という一言からスタート。痛み、死、欲望にさらされながら、自らの存在の輪郭を確かめようとする少女たちの姿が映し出される。「一度でいいから、この世界に“ただ存在したい”──彼女たちは自分自身を縛っている観念や思い込みを理解し、問い直す」というシリンスキの言葉が示すように、得体の知れない不安にもがく少女たちの心と姿が、悪夢と現実の境界が溶け合うかのような映像美で描写されている。

「落下音」新場面写真。2020年代を生きるレンカ

「落下音」新場面写真。2020年代を生きるレンカ [高画質で見る]

新たな場面写真は全9点。意志を宿しながらも憂いを帯びた視線を向けるアルマや、不安を鎮めるかのように死んだ子鹿に寄り添うアンゲリカの姿など、各時代を生きる少女たちの存在が切り取られた。

「落下音」新場面写真。死んだ子鹿に寄り添うアンゲリカ

「落下音」新場面写真。死んだ子鹿に寄り添うアンゲリカ [高画質で見る]

「落下音」は4月3日に東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。

映画「落下音」予告編

映画作品情報

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©︎Fabian Gamper - Studio Zentral

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