松田正隆の戯曲をもとにした本作では、幼い息子を亡くした喪失感から妻と別居中の主人公・小浦治と、彼の妹が置いていった17歳の姪・優子による突然の共同生活が描かれる。オダギリが治、
コンペティション部門で日本作品唯一の選出となった同作は、「登場人物たちの感情の揺らぎや、表情の奥に秘められた痛みと優しさを、俳優たちの抑制の効いた演技、静謐なまなざしと繊細な映像美ですくい上げた作品」と評価を受けた。現地時間6月21日に行われたクロージングセレモニーには、オダギリ、高石のほか監督・脚本を担った
セレモニー後、オダギリは改めて受賞を振り返り「海外で日本の作品が選ばれるというのは、ちゃんと伝わっているんだなと安心になるし、(映画作りを)これからもがんばっていこうという活力になります。自分は今回プロデューサーの立場でもあるので改めてうれしいです」とコメント。本作で海外映画祭に初参加を果たした高石は「自分の俳優人生にとってすごく大切な作品。まずは日本の方に届けていきたい」と意気込み、玉田は「ずっと念願だった企画。考えられる限りの最高の出演者に集まっていただいてベストを尽くした作品の1つの結果が出てうれしい」と熱い思いをのぞかせた。
「夏の砂の上」は7月4日より全国で公開。
※高石あかりの高は、はしご高が正式表記
映画「夏の砂の上」予告編
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