映画「
優子を演じた高石は「この作品で、私の俳優人生は大きく変わっていくだろうなと思いながら撮影をしていました。賞までいただいて『本当に変わっていくんだろうな』と今、実感しています」としみじみ。映画祭ではオダギリの人気ぶりを目の当たりにしたようで、「写真やサインを一番求められていて、『オダギリさんは、こういうところでも世界に名を知られているんだ!』と勝手にうれしくなっちゃいました」と笑顔を見せる。
印象深いシーンを尋ねられると、オダギリはラスト近くの
舞台挨拶では、まもなく七夕ということで3人が短冊に込めた願いも発表。「映画がヒットしますように」と書いたオダギリは「“ヒット”なんて品のない嫌な言葉ですけど……(笑)。こういうミニシアター系の映画こそ映画館で観てもらって、成功することで次につながっていく。ぜひ応援してください」と率直な思いを語った。
また玉田は「わからなさや不可解さがあふれている映画です。でも人生には、すぐには共感できないことがたくさんある。他人の感情はわからないし、自分の感情すら見失うことが多いです。そうした瞬間をたくさん入れられたらいいなと思って作りました。同時にシンプルな映画でもあり、傷付いて前に進めなくなったとき、誰かが横にいてくれるだけで一歩を踏み出せるような気持ちになることってあると思います。そういう瞬間を描いた作品でもあります」と本作について真摯に語り、舞台挨拶の幕を引いた。
「夏の砂の上」は全国で上映中。
※高石あかりの高は、はしご高が正式表記
映画「夏の砂の上」予告編
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ろくろう @mcz_orz
【イベントレポート】高石あかり「一生忘れられない」、オダギリジョー・松たか子・満島ひかりとの芝居を述懐 https://t.co/P9YZcdbMSp
“ああいう松さんを観たことがなかったし、“悪役”に徹してくれた感があって。さすが松さんでした”
めっさ楽しみ、明日行きます(・∀・)ノ