映画「
キャラクターポスターは登場人物の心情とリンクするようなシーンが組み合わされ、治はタバコの吸い殻と蝉の亡骸、優子は光を集める割れた鏡の破片、恵子は長崎の美しい夜景、阿佐子は新緑を走り抜けるタクシーが確認できる。このほか、優子に思いを寄せるアルバイトの先輩・立山、造船所で働いていた治の元同僚で恵子と親密な関係にある陣野、同じく治の元同僚でタクシー運転手として働く持田のポスターも用意されている。それぞれ
今泉は「そこにいる人たちが皆、魅力的で。その心のうちがとても苦しくて。いつか自分も長崎を訪れてみたいと思いました。今の自分にとても響く映画でした」と推薦。大森は「高石あかりという女優がとてもよかった。暑い日にふらっと入った映画館でこんな映画に出会えたら嬉しいだろうな」と語る。
仲野は「季節が、街が、人生の機微を象徴しているようだった。すべてを鎮ませる恵みの雨は、渇望する心に一縷の希望を与え、なんてささやかで、美しい、心の繋がり映すんだろうと思いました」とコメント。玉田の「そばかす」に出演した前田は「長崎で一夏を過ごした優子の、彼女の無言の笑顔は全てを物語っている気がしました。玉田さんの作品は本当に胸に響きます」と称賛している。
マンガ家からは「ぱらいそ」で長崎を舞台にした
「夏の砂の上」は7月4日より全国で公開。
※高石あかりの高は、はしご高が正式表記
ISO(ライター)コメント
坂を上り下りして浮かび上がる人生の得喪。なかには耐え難いものもある。
その苦悩に「無理して乗り越えなくていい」とただ寄り添う本作のやさしさに、
きっと救われる魂があるはずだ。
今泉力哉(映画監督)コメント
そこにいる人たちが皆、魅力的で。その心のうちがとても苦しくて。
いつか自分も長崎を訪れてみたいと思いました。今の自分にとても響く映画でした。
いまむー(お絵描きツイッタラー)コメント
様々な乾きに、抗う者と流されるままの者達…
瑞々しい希望という名の避暑地を見つけた時、心は希望で潤う。
この作品が1人でも多くの方々への避暑地になりますように
大森立嗣(映画監督)コメント
端正な佇まいをしていながら、物語は濃密で息苦しく、治(オダギリジョー)と同じタイミングでタバコを吸った(妄想で)。高石あかりという女優がとてもよかった。
暑い日にふらっと入った映画館でこんな映画に出会えたら嬉しいだろうな。
今日マチ子(漫画家)コメント
長崎特有の坂道や入り組んだ階段が、交差しては離れていく人々のよう。
息切れしながらも、登り続ける。生きていくことは失い続けていくことなのかもしれない。
もう届かないものがあるから、目の前の季節は輝くのだ。
小玉ユキ(漫画家)コメント
長崎の見慣れた風景のせいか、登場人物の悲しみがリアルに感じられ息が詰まりそうでしたが、
あるシーンの圧倒的な解放感にやられました。
私はずっと、こういう映画が観たかったんだと思います。
佐伯ポインティ(マルチタレント)コメント
人生で通る道は、街の大通りや明るい商店街ばかりじゃない。
登るだけで疲れる坂道や、吸い殻だらけの暗い路地もある。
だからこそ、こういう作品が社会に必要なんだと思いました。
陰影の濃い和室に差し込む光のような、美しい邦画です。
長井短(俳優)コメント
ずっと疼いててほしかったのに、治ってしまった傷がある。どう足掻いても繋がってしまうちぎれた皮膚のように、ゆっくりと手を伸ばしあう人々の姿が、堪らなく美しかった。
仲野太賀(俳優)コメント
季節が、街が、人生の機微を象徴しているようだった。
すべてを鎮ませる恵みの雨は、渇望する心に一縷の希望を与え、
なんてささやかで、美しい、心の繋がり映すんだろうと思いました。
素晴らしい映画でした。
中野量太(映画監督)コメント
一度、乾いてしまった人の心を元に戻すことは、簡単なことじゃなくて、
でも、乾いた心を潤すことができるのは、やっぱり人の湿りっ気の部分で、
そんな繊細な心模様を、背中で語ることができる、俳優オダギリジョーと、
あの雨のシーンを撮った、この映画を、僕は信用しています。
前田敦子(俳優)コメント
長崎で一夏を過ごした優子の、彼女の無言の笑顔は全てを物語っている気がしました。
玉田さんの作品は本当に胸に響きます。
ゆいちむ(映画好きOL)コメント
蝉時雨だけが時間を刻む乾いた街で、
置き去りにされた者同士の心は共鳴し、静かに湿度を帯びていく。
その一夏の揺らぎの中に、たしかな希望を感じるはず。
映画「夏の砂の上」予告編
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ろくろう @mcz_orz
「夏の砂の上」新ポスター11種解禁、今泉力哉・仲野太賀・前田敦子ら12名が推薦(コメントあり) https://t.co/908srxDE2Z
やべぇ、全部エモい