小田香の監督作「GAMA」が東京・大阪・長野で上映、沖縄慰霊の日に合わせて

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「セノーテ」「Underground アンダーグラウンド」で知られる小田香の中編映画「GAMA」が6月21日から2週間限定で東京・ユーロスペースにて特別上映される。大阪府のシネ・ヌーヴォでも6月21日から、長野県にある長野相生座・ロキシーでは6月21日と22日にスクリーンにかけられる。

「GAMA」ポスタービジュアル

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「GAMA」場面写真

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「GAMA」場面写真

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沖縄慰霊の日、6月23日に合わせて企画された今回の上映。「GAMA」は沖縄戦で多くの住民が防空壕として避難生活を送り、そして命を落とした自然洞窟・ガマをテーマにしている。劇中では、当時を語り継ぐガイド・松永光雄氏の“語り部としての姿”を小田独自の映像体験として描出。また映画作家・ダンサーの吉開菜央も出演し、松永氏の傍らに居続ける「シャドウ(影)」という女性を体現した。なおシャドウ(影)は「Underground アンダーグラウンド」にもつながるキャラクターだ。

6月22日には、小田が登壇するトークイベントがユーロスペースで開催。時間などの詳細は後日発表される。

「GAMA」場面写真

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小田は「じぶんは松永さんの言葉や、ガマでの語りを聞きながら、ガマのなかで映画を撮りたいと思うようになりました。沖縄の地下の記憶を、その一部を、松永さんのお力をかりて、映画にしたい。霊石になっていたかもしれない無数のサンゴや石、ガマの暗闇と継承されるべき記憶、誰かに届けたいひとつの映画をつくることができると感じました」とコメントした。

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©2023 Toyonaka Performing Arts Center / trixta

読者の反応

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小田香 @_kaori_oda

6/23沖縄慰霊の日に合わせて、『GAMA』を上映していただきます@東京ユーロスペースさん、大阪シネ・ヌーヴォさん、長野相生座・ロキシーさん。

恥ずかしながらGAMAに取り組むまで、6/23慰霊の日を意識したことがありませんでした。

現在に地続きの沖縄戦の記憶を、松永光雄さんが語ってくれます。 https://t.co/O78kRbav1l

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