イギリスのロックバンド、
本作には、ドキュメンタリー映画「キッズ・アー・オールライト」の撮影のため1977年12月15日にロンドン北西部キルバーンで行われたライブを収録。最終的にこのときの映像は同作に使われなかったが、脂の乗りきった時期のパフォーマンスが切り取られ、2008年に劇場公開およびDVD化された。今回デジタルレストア版として鮮やかな映像と音声でよみがえる。
ザ・フーから大きな影響を受けてきた加藤は「ザ・フーはロックンロールの全てを持ち合わせたバンド。というか彼らこそロックンロールそのものなんだよ。ザ・フーを見なきゃロックンロールを体験した事にならないってこと」と推薦。ハマ・オカモトは「誰がなんと言おうが、かっこいい。『世界で1番The Whoが上手な4人』が大好きです」とコメントしている。
加藤ひさし(The Collectors)コメント
「老いぼれる前に死にたいぜ!」と歌いステージの上でギターを粉々に破壊したと思えば、ロックオペラを作ってクラシック界までビビらせて、おまけにロンドンオリンピックの閉会式ではトリをかざったイギリスの至宝。ザ・フーはロックンロールの全てを持ち合わせたバンド。というか彼らこそロックンロールそのものなんだよ。ザ・フーを見なきゃロックンロールを体験した事にならないってこと。
ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)コメント
上手くタムが回せなくても
歌詞を間違えても
指が回らずフレーズが繋がらなくても
肝心のキメが揃わなくても
誰がなんと言おうが、かっこいい。
「世界で1番The Whoが上手な4人」が大好きです。
クリス・ペプラー(ラジオDJ)コメント
唸る、魅せる、以心伝心、粗削り、これぞロックショー!
ALAN J(ラジオDJ)コメント
この荒々しさがロックだ!
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)コメント
奇しくも同時期の公開となった「キッズ・アー・オールライト」のために開催され、結局お蔵になったこのコンサート映像は、見れば分かるように色々と問題がありますが、あの4人が発するエネルギーには圧倒されます。
犬伏功(音楽文筆家)コメント
1977年12月15日、ザ・フーはわずか2,000席のキルバーンにあるゴーモント・ステート・シネマのステージに立った。ステージ上では苦悩の表情を垣間見せながらも、まるでささくれだった感情が“鋭利な刃物”へと変貌していくかのように、高みへと昇り詰めていく彼ら。この公演は、ドラマーである
彼らのもっともリアルな姿をスクリーンで体感できる機会をどうか見逃さないでほしい。この映画は、〈ロックン・ロール〉を愛するあなたの“何か”を、きっと変えてくれるはずだから。
黒田マナブ(MODS MAYDAY JAPAN)コメント
ビートルズやローリングストーンズは知ってたけど、ザ・フーをちゃんと聴いたのは1978年頃、教えてくれたのはカーリーヘアーのロジャーに憧れてた高校の級長だった。ザ・ジャムが好きならとトミーを観に連れて行ってくれ、四重人格が映画化されるから絶対観たほうがいいとアルバムを貸してくれた。映画は79年に公開、キッズ・アー・オールライトは日本では素敵なジャケットのサントラがリリースされただけだった。積まれたハイワットのアンプとキャビネット、タムだらけのドラムキットが叩き出すキースの馬鹿騒ぎ、ブンブン回るロジャーのマイク、ピートのボーリング奏法、マイクの前からほとんど動かないジョン、ギミックなしの最高なロックンロール!
前塚 彩結 / Maezuka Ayu @a_yun__927
これも見に行かなければ。 https://t.co/CEoRWIFYv6