ダンサー・映画作家の
本作は北海道知床半島に位置する斜里町を舞台に、吉開がその地で生きる人々とともに作り上げた“クリエイティブ・ドキュメンタリー”。冬にはオホーツク海沿岸に流氷がやってくる知床半島だが、少雪に見舞われたある年の冬、突如“赤いやつ”が現れる。どくどくと波打つ血の塊のような空気と気配を身にまとう“赤いやつ”を吉開が演じた。撮影は写真家の石川直樹が手がけている。
昼の部の上映後には、吉開と本作の音楽を担った
吉開菜央+松本一哉 映画「Shari」上映会&ライブ・パフォーマンス「See you in the sea.」開催概要
開催日時
2025年7月21日(月・祝)東京都 SCOOL
昼の部(上映+トーク) 13:00~
夜の部(上映+パフォーマンス) 17:00~
チケット料金
昼の部 2000円 / 夜の部 3500円
※予約なしの当日券はいずれも+500円
出演
吉開菜央 / 松本一哉
小田香(映画作家)コメント
「Shari」に出てくる赤いやつ。
どこからともなく現れるあいつ。
赤い土俵、赤い鹿肉、鮮血の赤。
あいつの熱で身体がムズムズしてくるのを、
斜里町の澄んだ空気や雪が、畏い海が、
人々の営みが、吸い込んでくれる。
もう一度、深く息ができる。
あいつが消えたわけじゃない。
あいつは私たちの一部だから。
あいつの存在が、私たちを人間に留めているから。
おおとも ひさし @tekuriha
吉開菜央が知床半島で作り上げた「Shari」上映、音楽・松本一哉とのパフォーマンスも - 映画ナタリー
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