第78回カンヌ国際映画祭で、ある視点部門に正式出品された「
主演の広瀬は「海街diary」以来10年ぶりに同映画祭へ参加。白いノースリーブのドレスに身を包み、フォトコールでは満面の笑顔でマスコミ陣の呼びかけに応えた。公式上映の舞台挨拶では、石川は「この映画をずっと支えていただいたカズオ・イシグロさん、それから本当にずっと闘ってくれたスタッフ・キャストの皆さん、そして朝からこの会場に駆けつけていただいた皆さんと、この特別な瞬間を共有できることをとてもうれしく思っています」と挨拶。司会からスピーチを求められたイシグロは「石川監督が本作の映画化の企画をくださったときに、素晴らしいアイデアだと思いました。美しい映画が生まれる可能性に満ちていた。そして、僕のその直感は正しかったんです」と言葉を紡いだ。
上映終了後には観客による5分間にわたるスタンディングオベーションが。囲み取材で広瀬は「特別な空間の中で映画が届いたというのをすごく実感できる瞬間だったなと。いまだにやっぱり景色が焼きつくような、そんな空間でした」と述べる。松下は「心からの拍手をいただけたときに、すごくグッとくるものがありました。皆さんと1つのものを作り上げて、こういった形で世界中の人に観てもらえる。こんなに名誉なことはないな、と。本当に感極まりそうになって涙が出そうになりました」と伝えた。
吉田、カミラ、松下、三浦は今作でカンヌへの初参加を果たした。映画祭の感想を尋ねられると、三浦は「『世界の果てまでイッテQ!』で出川(哲朗)さんのパパラッチのコーナーがあって、『カンヌってこんな感じなんだ』とあのコーナーでしか知らなかったもので(笑)。来てみたら忙しいのと、実際に来られたうれしさと両方あります」と回答。カミラは「カンヌに来られるなんて夢みたいです。実は5年前に、2025年までにカンヌにぜひ行きたいですという手紙を書いたんです。それで今年ちょうど来れているのでとても不思議です」と明かした。
本作は1950年代の長崎と1980年代のイギリスを舞台に、女性3人の記憶に隠された嘘と真実を描いた作品。広瀬が⻑崎で原爆を経験し、戦後イギリスに渡る1950年代の悦子、吉田が1980年代の悦子を演じている。
広瀬は「先に私たち長崎パートの撮影が進んでいて、それが終わってから1カ月後にイギリスパートの撮影だったのですが、羊さんが現場に見に来てくださったりして。私は終わってから完成版を観るまでは、どんなシーンになっているのか情報がむしろゼロだったので映画を観て不思議な感覚になりました」と回想。吉田は「完成したものを観たら、長崎編の皆さんがすごく生き生きとして生命力にあふれていて、そして希望があった。その中で特にやっぱりすずさんが演じる悦子が、先進的で多彩でした」とその魅力を語った。
日本・イギリス・ポーランドの合作映画「遠い山なみの光」は、9月5日より、東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
映画「遠い山なみの光」特報
広瀬すずの映画作品
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すずちゃんのはあれかな。
白いドレスの時に胸にポコポコ付いてた卵🥚みたいなんが
割れて飛び出た黄身🍳かな。 https://t.co/CaG09tUn89 https://t.co/zSbavH61kK