石川は「一報を聞いて、まずは心からホッとしました。正直な気持ちです。この歓びは、これから映画祭に向けて少しずつ実感が湧いてくるのだと思います」と安堵の気持ちをあらわに。広瀬は「監督たちと、この喜び、幸福感を共有できること、何より嬉しいです」、二階堂は「この作品が日本に留まらず世界の方々に観て頂けること、とても嬉しく思います」とつづった。
石川の監督作品がカンヌ国際映画祭に選出されるのは、今回が初めて。イシグロも1994年にクリント・イーストウッドやカトリーヌ・ドヌーヴらとともにコンペティション部門の審査員を務めたが、出品側として関わるのは初となる。映画の正式上映に合わせた石川、広瀬、二階堂の渡航は調整中だ。なお近年のカンヌ国際映画祭・ある視点部門への日本からの出品作には「あん」「海よりもまだ深く」「PLAN 75」「ぼくのお日さま」などがある。
「遠い山なみの光」は、2025年夏に全国で公開。第78回カンヌ国際映画祭はフランス現地時間5月13日から24日にかけて開催される。
石川慶(監督)コメント
一報を聞いて、まずは心からホッとしました。正直な気持ちです。
この歓びは、これから映画祭に向けて少しずつ実感が湧いてくるのだと思います。
キャスト、スタッフ、関係者の皆さま、長崎の方々、そしてカズオ・イシグロさんに、心から感謝いたします。
本当にたくさんの人の思いが込められた作品です。
その思いが、カンヌを通して世界中に届きますように。
広瀬すず コメント
素直にとっても、嬉しく光栄に思います。ゾクゾク不穏な空気が漂っていて、その作品の空気にちゃんとのまれながら日々お芝居を楽しませてもらった現場でした。まだ私も完成を観れていませんが、監督たちと、この喜び、幸福感を共有できること、何より嬉しいです。
二階堂ふみ コメント
この作品が日本に留まらず世界の方々に観て頂けること、とても嬉しく思います。
あの時代と今を繋ぐ、素晴らしい作品です。情熱を注いだ石川監督、全てのスタッフの方々へ、おめでとうございます!
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